東国原英夫知事は12日、今年1年を象徴する漢字として、県の旧字体の「縣(あがた)」を選んだ。知事は「都道府県の県。地方や田舎といった意味がある。まさしく地方の時代に突入しており、地方から第2期の分権改革にしたい」と理由を語った。

 日本漢字能力検定協会が毎年、その年の世相や出来事を漢字一文字で募集。今年は、県内でもウナギの産地偽装や地鶏の不当表示があった食品偽装の「偽」が発表されたことにちなみ、報道陣が質問した。旧字体の「縣」にしたのは「漢字の構え、バランスがよいから」という。

 「どげんかせんといかん」で始まった今年の宮崎ブーム。人気者の知事だけに、2008年はPRよりどっしり「構え」て内政重視に転換、とはいかないか-。

=2007/12/13付 西日本新聞朝刊=