宮崎県の東国原英夫知事は4日の定例記者会見で、民主党の菅直人代表代行から申し入れられた道路特定財源に関する公開討論会の場所について「(高速道の早期整備を訴えている)高千穂町や延岡市、日之影町あたりで」と述べ、宮崎県内での開催を逆提案した。

 民主党側は今月中に東京で開く意向を示しているが、東国原知事はこの日、地方の道路事情を実感するためにも「(菅氏には宮崎に)車で来てほしい」と注文。さらに、道路特定財源の一般財源化と暫定税率廃止を主張する民主党を「(代替)財源をすべて網羅したとは思えず、ふに落ちない」と早くも批判した。

 宮崎県によると、討論会は1月末に菅氏から文書で「地方政府の代表である貴殿と公開で議論したい」と要請があり、県は「応じる」と即答。だが、この時点で同県側は、菅氏が全国知事会長の麻生渡福岡県知事にも同様の申し入れをしたことは知らなかったという。

 宮崎県の担当者は「麻生知事への申し入れも聞いていれば、福岡県と協議して、地方開催を念頭に置いた回答もできたのに」としている。

=2008/02/05付 西日本新聞朝刊=