【福岡】飯塚市長に片峯氏 賭けマージャンで前市長辞職

飯塚市長選で初当選を果たし、支持者にあいさつする片峯誠氏(中央)
飯塚市長選で初当選を果たし、支持者にあいさつする片峯誠氏(中央)
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 平日昼に賭けマージャンをしていた前市長の引責辞職に伴う福岡県飯塚市長選が26日投開票され、無所属新人で前市教育長の片峯誠氏(60)=自民、民進、公明推薦=が、ともに無所属新人で元市議の小幡俊之氏(59)、弁護士の小宮学氏(61)=共産推薦=を大差で破り、初当選した。選挙期間中、片峯氏は一連の問題について積極的な言及はせず、斉藤守史(もりちか)前市長の政策継承を打ち出していた。

 飯塚市は2006年に1市4町の合併で誕生して以来、斉藤前市長が市政を担ってきた。昨年12月、田中秀哲(ひであき)前副市長を含む賭けマージャン問題が発覚した。市長選では、小幡氏と小宮氏が問題の真相究明を掲げたのに対し、片峯氏は出馬会見の場で過去2回、斉藤前市長らと賭けマージャンをしたことを明らかにした以外は「尋ねられたら答える」との立場で、争点化を避けた。

 片峯氏は飯塚市出身。中学校長などを経て、10年に教育長に就任。先進的な学習法を導入し、学力向上の実績をアピールした。出陣式では、麻生太郎副総理兼財務相や福岡県議、飯塚市議たちが来援。当選が決まった26日夜、片峯氏は集まった大勢の支援者を前に「真摯(しんし)に謙虚に、市民の声に耳を傾け、政策はスピーディーに進めていきたい」と力を込めた。

 投票率は43・14%で、前回を4・79ポイント上回った。当日有権者数は10万7594人(市選管調べ)。

■飯塚市長選 (開票終了)

当 片峯  誠 無新    26,320

  小幡 俊之 無新    10,609

  小宮  学 無新     8,553

=2017/02/27付 西日本新聞朝刊=

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