【長崎】自民分派知事距離感に違い 「全力支援」「独自性を」 挙党態勢は微妙 県議会一般質問始まる

 県議会11月定例会は1日、一般質問が始まった。知事選(来年2月4日投開票)への出馬を正式表明した中村法道知事に対し、2期8年の成果や県政運営の方向性を巡る質疑があり、二つに割れている自民系会派の知事への距離感がにじむやりとりが繰り広げられた。

 県議会最大会派として知事を支えてきた「自民党」は、7月の議長選を巡るさや当てが分派に発展。現在は「自民党・県民会議」(20人)と「自民党」(11人)に割れ、前回知事選のように挙党態勢で中村氏を推す雰囲気は乏しい。

 1番手で質問に臨んだ県民会議の中島広義代表は「全力で3選を支援する」と宣言した一方、自民党の山本啓介県議は「決意と覚悟に心から敬意を表する」と慎重な言い回し。「堅実」とされる知事の政治姿勢について「国の動きを見守るだけではなく、独自性を発揮してトップダウンで取り組みを」と注文した。

 中村氏は企業誘致による雇用創出や高校生の県内就職率向上を成果としつつ「県や市町の知恵を結集し、あらゆる手法で発展に尽くす」と応じた。

 知事選には共産党も候補者を擁立する方向で人選を進めている。一般質問は4、5日もある。

=2017/12/02付 西日本新聞朝刊=

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