【長崎】知事選、原口氏が出馬へ

原口敏彦氏
原口敏彦氏
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 来年2月4日投開票の長崎県知事選(1月18日告示)に、新人で共産党県委員会書記長の原口敏彦氏(56)が8日、無所属で立候補する意向を表明した。同知事選には現職の中村法道氏(67)が3選を目指して出馬表明している。

 記者会見で原口氏は、共産党加盟の政治団体「民主長崎県政をつくる会」を支持母体とする考えを示し「県民の支持を幅広く得たい」と述べた。

 原口氏は熊本県相良村出身。前回2014年の長崎県知事選には共産党公認で立候補し、落選した。

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「党派超え浸透を」 共産県書記長原口氏無所属で知事選出馬へ 大型事業見直し地元密着

 来年2月4日投開票の知事選に無所属で立候補を表明した共産党県委員会書記長で新人の原口敏彦氏(56)は8日、県庁で記者会見し、県政を担う決意を語った。九州新幹線西九州(長崎)ルートなど大型事業を見直し、地元に密着した公共工事や農漁業の振興にシフトする考えを示し「潤いのある暮らしを実現したい」と強調した。

 2014年の前回知事選には共産党公認で立候補した原口氏。今回は原口氏が世話人の一人を務める政治団体「民主長崎県政をつくる会」を支持母体としての立候補となるが、構成する14団体のうち政党は共産党に限られる。「党派を超えて県全体に浸透を図りたい」(つくる会、新木幸次事務局長)との狙いがどこまで実現するかは不透明だ。

 原口氏とつくる会が結んだ政策協定書によると、基本的な政治姿勢として「被爆県長崎として反核、平和を守る」を掲げ、憲法9条改正に反対する。国営諫早湾干拓の排水門の開門、石木ダム建設事業の中止、カジノを含む統合型リゾート(IR)のハウステンボスへの誘致中止なども主張し、いずれも現在の県政とは反対の方針を訴える。

 知事選には現職の中村法道氏(67)が3選を目指して立候補を表明している。

=2017/12/09付 西日本新聞朝刊=

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