【宮崎】保守分裂、3氏激戦へ 宮崎市長選1月21日告示 自民支部推薦分かれる

 任期満了に伴う宮崎市長選(来年1月21日告示、28日投開票)は告示まで1カ月を切った。選挙戦は保守分裂、現職に医師で新人の2氏が挑む三つどもえとなる見通しで激戦が予想される。これまでの立候補予定者の主張や政党・団体の推薦の動きなどをまとめた。

 これまでに現職で3期目を目指す戸敷正氏(65)▽医師で前市健康管理部長の伊東芳郎氏(47)▽元県議で医師の清山知憲氏(36)の3氏が立候補を表明している。いずれも無所属。

 戸敷氏は市政報告会で防災対策や企業誘致、青島再開発などの実績を強調。「3期目で仕上げる」と市政継続を唱える。市郡医師連盟や同歯科医師連盟、漁協など幅広い推薦を受ける。

 伊東氏は市中心部の瀬頭交差点などでつじ立ちをしており「中学生まで医療費完全無料化」などを強調。自転車に乗りながら移動して「草の根」型の手法で浸透を図っている。

 自民宮崎県連青年局長の清山氏は地域集会を8月から開き「スピード感ある政策で若者の定着を図る」と呼び掛ける。今月23日夜には親交ある河野太郎外相と商店街で街頭演説をした。

 自民県連の宮崎市内7支部のうち佐土原、生目、高岡、住吉の各支部が戸敷氏を推薦。中心部の宮崎市支部が推薦するのは清山氏。田野、清武両支部は戸敷氏と清山氏双方を推薦する。

 3氏は公明、民進、社民にも推薦願を提出。公明党県本部は21日に「3氏いずれも日頃から公明党への理解を示し、どなたが当選しても党との関係に変化はない」として自主投票にしたと発表。民進、社民は対応を検討している。

 また市内労組に組合員約1万5千人を抱える連合宮崎は25日、戸敷氏の推薦を決め、22日付で政策協定を結んだと発表した。3氏から推薦願が出ていたが、中川育江会長は「前回選挙も戸敷氏を推薦しており、その後メーデーに出席するなど連合に協力的だった」と理由を説明した。

=2017/12/26付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]