化血研の製造事業買い取り断念 アステラス製薬が交渉打ち切り

 アステラス製薬は19日、国の承認と異なる方法で血液製剤などを製造していた化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)から、ワクチンや血液製剤などの製造事業を買い取る協議を打ち切ると発表した。

 アステラスは買い取り断念の理由を「総合的に判断し協議を終了することを決定した」と説明している。従業員約1900人の雇用や売却する事業の範囲などを巡って意見が対立し、交渉が難航したとみられる。

 塩崎恭久厚生労働相は19日「化血研への信頼が崩れ、不信感が高まっている表れだ。引き続き事業譲渡に取り組むよう化血研を指導する」と述べた。同社は戦略見直しを迫られそうだ。

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