患者数に応じ透析報酬下げ 厚労省、過剰な治療抑制

 厚生労働省は8日、腎臓病の患者に対する人工透析について、患者数や医療機器の数などが一定数を超えた場合には、2018年度に診療報酬を引き下げる方針を固めた。一部の医療機関が過剰な治療で利益を上げているとみられることから、適正化を図る狙い。同日の中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に提案し、了承された。

 人工透析の患者数は約32万人で、医療費は推計で年間約1兆6千億円。平均治療歴が7年以上と長期的な通院が必要なため、医療機関は安定的な利益を得られるとされる。治療費は1人当たり年間約500万円で、10月の経済財政諮問会議では報酬の引き下げを求めていた。

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