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宮崎への避難者、教訓語る 東日本大震災6年、体験を基に [宮崎県]

避難者の体験などから地震や津波への備えを話し合った交流会
避難者の体験などから地震や津波への備えを話し合った交流会
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 東日本大震災の影響で宮崎県内に避難した人でつくる支援団体「うみがめのたまご」(宮崎市)は震災から6年を迎えた11日、地震や津波の備えについて学ぶ交流会を、同市にある団体の交流拠点で開いた。福島県などから宮崎に避難した人が「普段から海抜を意識して」「家族で備えの話を」などと呼び掛けた。

 宮崎県は南海トラフ地震で最大約17メートルの津波が到達すると予想されるため、県内に住む人の防災意識を高める方法を探ろうと企画。福島県などからの避難者や行政関係者、団体のメンバーなど約20人が参加した。

 避難者による体験報告では、福島県いわき市から宮崎市に移り住んだ女性(37)が、津波でアパートが床下浸水し、東京電力福島第1原発事故への心配もあって避難した経緯を報告。地震で家族が離れ離れになった際の集合場所を決めているといい「水や缶詰、寝袋などの備蓄はもちろん、家族で『その時』にどう行動するか話しておくことが大切」と訴えた。

 意見交換では、南海トラフ地震の津波が到達することを想定し「ご飯を釜で炊く練習をしておくといい」「薬を服用している人は、普段から多めに持っておくこと」「ガソリンも多めに入れておくことが大切」といった避難生活に関する意見が出ていた。

 団体の古田ひろみ代表は「避難者の中にも自分の体験を話すことが啓発につながるという人がいる。被災体験から宮崎の防災意識を高められれば」と話した。

=2017/03/14付 西日本新聞朝刊=

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