核廃絶署名最多21万筆 高校生1万人実行委 「この声と向き合って」 [長崎県]

国連欧州本部に署名と折り鶴を届ける(前列左から)溝口さん、溝上さん、冨田さん
国連欧州本部に署名と折り鶴を届ける(前列左から)溝口さん、溝上さん、冨田さん
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 核兵器廃絶と世界平和を訴える「高校生1万人署名活動実行委員会」は11日、長崎市桜町の県勤労福祉会館で集会を開き、この1年で過去最多となる21万4300筆の署名が集まったと発表した。昨年より約9万筆多い結果に、メンバーは「これだけ多くの人が核兵器廃絶を願っている。核兵器保有国はこの声と向き合ってほしい」と力を込めた。署名は第20代高校生平和大使の3人が22日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部に届ける。

 署名活動は2001年から始まり、合計は167万7212人筆となった。県内の高校生50人を中心に、全国150人のメンバーが参加した。署名とともに、五島市玉之浦町の藤原良子さん(79)が託した自作の折り鶴2万羽も海を渡る。

 署名と折り鶴を届ける長崎北陽台高2年溝上大喜さん(17)は「20万人を超す人の思いを感じて、感動した。声を大にして、世界中に核兵器廃絶を訴える」と決意を語った。長崎東高2年溝口祥帆さん(16)は「協力してくれた人の声を必ず国連に届ける」と強調。佐世保北高2年冨田里奈さん(16)は「思いの詰まった署名を受け取って、責任を感じている」と話した。

=2017/08/12付 西日本新聞朝刊=

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