「平戸のジャンガラ」開幕 野子地区保存会、阿弥陀寺に奉納 [長崎県]

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 平戸を代表するお盆行事「平戸のジャンガラ」(国指定重要無形民俗文化財)は11日、平戸市野子町の阿弥陀寺で、野子地区自安和楽保存会の約30人が踊りを奉納し=写真、開幕した。18日まで市内9地区で順次、ジャンガラ奉納行事が続く。

 念仏踊りの系譜にある伝統行事で、ジャンガラの名ははやし手の鉦(かね)と太鼓の音に由来するという。先祖供養や五穀豊穣(ほうじょう)を願って寺社に奉納し、弔い事のあった個人宅を巡る。この日、同寺では大人たちが笛と鉦ではやし手となり、花笠をかぶった小中学生7人が腹に抱えた太鼓をたたきながら、独特のリズムで悠々と舞い上げた。

 初めて踊りの輪の真ん中で舞った南部中3年の小山翔太郎君は「大変だったけど、きちんと踊れてよかった」と満足そう。同保存会の元山和彦会長は「踊り手確保が大変になってきたが、伝統行事は守っていきたい」と話していた。

=2017/08/13付 西日本新聞朝刊=

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