「潜伏キリシタン関連遺産」発信 ウェブサイトや冊子完成 [長崎県]

本格公開が始まった「潜伏キリシタン関連遺産」バーチャルツアーの画面
本格公開が始まった「潜伏キリシタン関連遺産」バーチャルツアーの画面
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 世界文化遺産候補の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本県)の歴史的価値を発信するため両県や市町が制作を進めてきた映像やウェブサイト、パンフレットが完成し、9日に発表した。12構成資産それぞれを上空から眺められるサイト「バーチャルツアー」などが目玉になっている。

 「バーチャルツアー」は今月から本格公開が始まった。上空にヘリコプターを飛ばして撮影した写真を基にして構成資産と周辺を鳥の目線で360度見渡せるのが特徴。パソコンだけでなくスマートフォンでも閲覧可能で、地形や位置関係を学ぶことができる。関連資産を紹介する総合ポータルサイト(http://kirishitan.jp/)内にある。

 構成資産を1冊にまとめて紹介するパンフレットはこれまであったが、今回は資産を個別に解説するものを新たに製作。年表を掲載することで潜伏キリシタンの歴史の中での位置づけを説明しつつ、来訪者が歩きながら見学しやすいよう見開きの地図も載せた。各資産の情報発信拠点で無料配布している。

 総合ポータルサイトも今月に刷新。関連遺産群について基本的な疑問や質問に答える初心者向けのページを設けたほか「歴史」「地図」「価値」など分類したテーマごとに閲覧者の関心がある情報を調べられる内容になっている。

=2018/02/10付 西日本新聞朝刊=

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