アビスパ「J1残留」正念場 守備に甘さ?ミスも多く

17日の湘南戦で「J1死守」の横断幕を掲げ、選手たちを応援する福岡のサポーター
17日の湘南戦で「J1死守」の横断幕を掲げ、選手たちを応援する福岡のサポーター
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 福岡に本拠を置くサッカーJ1のアビスパ福岡が正念場を迎えている。リーグ戦5試合を残して4勝7分け18敗の勝ち点19。年間順位は18チーム中17位で、J2降格のピンチに立たされている。J1に残留できる15位の新潟との勝ち点差は8あり、早ければ10月1日の名古屋戦(愛知・パロマ瑞穂スタジアム)の結果次第で1年での降格が決まる。今世紀に入り、5年に1度昇格しては1年でJ2に逆戻りしてきた福岡。歴史を繰り返すのか、それとも奇跡を起こすのか-。

 下位3チームが自動的に降格するようになった2009年以降、残留ぎりぎりの15位の勝ち点で最少は昨年の新潟で34。現在19の福岡が残り5戦全勝でようやく届く数字だ。

 第1ステージは最下位の18位。FWウェリントンが7月に持病の左膝痛を悪化させてから出場機会が激減。戦力ダウンは否めず、8、9月には今季チーム最長の5連敗を喫した。

 総得点はリーグ最少の23点。J2では強固を誇った守備もJ1では通じず、ここまで下から4番目に多い47失点。「ミスが多く、全員でカバーできない。甘さがあるのかも」。元日本代表DFで「アジアの壁」と呼ばれ、1998年のワールドカップ(W杯)フランス大会に出場した井原監督は苦戦の要因を説明した。

=2016/09/23 西日本新聞=

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