地震後、初の作付け 東海大農学部、借地で実習

熊本県立農業大学校から借りた畑に作物を植える準備をする東海大農学部の学生たち=23日午後、熊本県合志市
熊本県立農業大学校から借りた畑に作物を植える準備をする東海大農学部の学生たち=23日午後、熊本県合志市
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 熊本地震で被災した東海大農学部は23日、熊本県立農業大学校(同県合志市)の敷地内で農場実習をスタートし、地震後初めて農作物を植え付けた。久々の土の感触に、学生たちの顔はほころんだ。

 同県南阿蘇村の阿蘇キャンパスでは田畑2・5ヘクタールは被害を免れたものの、校舎などが損壊し、学生は7月から熊本市の熊本キャンパスで学ぶ。支援に乗り出した農業大学校が空き地に畑20アールを整備した。

 この日は、応用植物科学科の2年生44人がチンゲンサイとカブの種をまき、白菜の苗を植えた。春先に初めて作付けを経験したが、直後の地震で避難を強いられ、農作物の世話はできなかった。羽田実里菜(まりな)さん(20)は「当たり前のことができなくなっていたのでありがたい。今まで以上に思いを込め、育てていきたい」。収穫する12月まで世話を続ける。

=2016/09/23 西日本新聞=

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