「サザエさん商店街通り」誕生 西新周辺「発祥の地」PR 福岡で2ヵ所目、イベント計画

「サザエさん商店街通り」と名付けられる通り。商店街のイベントでキャラクターの着ぐるみが練り歩いたこともあった=10月、福岡市早良区
「サザエさん商店街通り」と名付けられる通り。商店街のイベントでキャラクターの着ぐるみが練り歩いたこともあった=10月、福岡市早良区
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 漫画「サザエさん」の作者、故長谷川町子さんが作品の着想を得た福岡市早良区の海岸跡に近い西新地区の商店街のメイン通りに、「サザエさん商店街通り」の愛称が付けられることになった。2012年に海岸跡を通る市道に公称として名付けられた「サザエさん通り」に続き、福岡で2カ所目のサザエさんの通りが生まれる。商店街では既存の通りと一体的に“発祥の地”を発信してにぎわいづくりにつなげる狙いだ。

 愛称が付くのは、旧唐津街道の約1・5キロ。オレンジ通り、西新、中西、高取、藤崎の5商店街を東西につなぐ。5商店街が合同で、サザエさんの版権を管理する長谷川町子美術館(東京)に名前の利用を申請。1日から使用が認められた。サザエさんの名が付く通りは、長谷川さんが暮らした東京・桜新町が最初で、全国3カ所目となる。

 既に西新商店街では催事にサザエさんの着ぐるみなどを登場させている。愛称の決定を受けて、各商店街は今後、共通ポスターの掲示や、サザエさんにちなんだイベントなどを計画していく。

 長谷川さんは1920年、佐賀県東多久村(現多久市)生まれ。一家で上京後、44年に福岡市に疎開。自宅近くの海岸を歩きながら、海に関する名を付けた登場人物の漫画を考えたとされる。サザエさんは、46年4月から夕刊フクニチなどで連載された。同美術館の川口淳二館長は「サザエさんの『地元』と言えば桜新町と福岡。それぞれで情報発信が盛んになれば」と期待している。

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=

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