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復興へ元気届け 小石原窯元、被災乗り越え「民陶祭」

窯元の庭先に並べられた小石原焼を楽しむ人たち=7日午前10時42分、福岡県東峰村小石原
窯元の庭先に並べられた小石原焼を楽しむ人たち=7日午前10時42分、福岡県東峰村小石原
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 素朴な小石原焼と茶器の名品を生んだ高取焼を安価で販売する「民陶むら祭」が7日、福岡県東峰村小石原地区で始まった。7月の九州豪雨で約50の窯元の半数以上が被災したが、「開催こそ元気につながる」と復旧に努め、全窯元が参加。朝から大勢の焼き物ファンが詰めかけ、豪雨後は買い物客が減っていた「陶(すえ)の里」ににぎわいが戻った。

 今年は、豪雨で特に大きな被害を受けた小石原鼓(つづみ)地区7窯元の共同展示場が村小石原庁舎近くに設けられた。このうち圭秀窯は工房に濁流が押し寄せ、窯に泥が入った。復旧を果たし、焼き始めたのは2週間ほど前から。皿やカップなど約千点を間に合わせた。同窯の梶原久さん(34)はほっとした表情で「被災した窯でも問題なく焼け、ひと安心。今まで通りの焼き物ができた」と話した。

 お目当ての窯元で品定めをしていた大分県日田市の会社員、神川君枝さん(35)ら5人のグループは「買うことで復興の応援にもなると思って来ました」と、コーヒーカップなど合わせて20個以上を買い求めていた。

 むら祭は9日まで。問い合わせは運営委員会=0946(74)2121。

=2017/10/07付 西日本新聞夕刊=

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