海の中道が空中浮遊!? 冷え込み「浮島現象」

「浮島現象」で海面に浮いて見える、海の中道海浜公園側(右)と志賀島を結ぶ道路=18日午前9時5分、福岡市中央区地行浜から
「浮島現象」で海面に浮いて見える、海の中道海浜公園側(右)と志賀島を結ぶ道路=18日午前9時5分、福岡市中央区地行浜から
写真を見る

 福岡県内は18日朝、上空に寒気が入り込んだ影響で厳しい冷え込みとなった。最も寒い時期を下回る寒さとなった福岡市では、海辺を走る道路が、水平線の上に浮かんで見える「浮島現象」が観測された。

 浮島現象は、海面付近の暖かい空気と上空の冷たい空気の境界で光が屈折して起きる蜃気楼(しんきろう)の一種で、冷え込んだ晴れた日に起こりやすい。福岡市中央区地行浜の海岸からは午前9時すぎ、同市東区の海の中道海浜公園側と志賀島を結ぶ道路が、海上に架けた橋のように浮かんで見えた。

 福岡管区気象台によると、18日午前の最低気温は福岡市で平年より2・4度低い2・9度。県内で最も冷え込んだのは八女市黒木町の氷点下2・3度。大牟田市では同1・2度、朝倉市で同0・5度を観測した。19日は寒気が徐々に抜けるため、県内では寒さが少し和らぐという。

=2017/12/18付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]