「信じられない」26歳操縦士の突然の死悼む 熊本の恩師や旧友<陸自ヘリ墜落>

 「せっかく夢の操縦士になったのに」-。佐賀県神埼市の陸自ヘリ墜落事故で、亡くなった操縦士の高山啓希1等陸曹(26)が高校時代に所属した九州学院高(熊本市)サッカー部の顧問やチームメートは突然の死を悼んだ。

 「報道を見て、まじか…となった」。同級生で同じサッカー部だった飲食店員の男性(27)は沈痛な様子で語った。高山さんは九州学院中高のサッカー部でゴールキーパー。「熊本に帰ってきたときは決まって連絡をくれて、よく飲みに行って仕事の話を楽しそうにしていた。亡くなったことは信じられないし、言葉にならない」

 同校サッカー部の丸尾俊邦顧問(48)によると、高山さんは卒業後、間もなく制服姿で同校を訪れ「自衛隊に入隊しました」と、あいさつしたという。「ヘリの操縦士になりたいと以前から言っていた。3年ほど前にOB戦に来たとき、操縦免許を取ったことをうれしそうに話してくれて、一生懸命に頑張っているんだなと思ったことをよく覚えている」と話した。

 「もっと走って、ファイト」。高校時代の練習や試合中、ゴール前から前線の仲間たちを励ます高山さんの声が耳にこびりついているという。

=2018/02/07付 西日本新聞朝刊=

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