陸自ヘリ墜落、児童に心の変調 現場近くの学校 神埼市教委ケア開始

 佐賀県神埼市で起きた陸上自衛隊の攻撃ヘリ墜落事故後、現場に近い同市立千代田中部小で複数の児童が「落ち着かない」「しっかり眠れない」などと訴えていることが分かった。県教育委員会は9日、スクールカウンセラーを派遣して児童との面談を始めた。

 同小には墜落現場の住宅でけがをした5年生女児(11)が通学しており、他にごう音を聞いた児童もいた。このため県教委が8日にカウンセラー1人を緊急派遣し、児童約220人を対象にアンケートを実施。心の変調が読み取れる回答が複数あったという。県教委はカウンセラーを2人に増員し、面談で事故との関係を調べている。

 カウンセラー派遣を要請した神埼市教委は「低学年の子どもの場合、変調に気付かなかったり、気持ちをうまく伝えられなかったりする。子どもたちの心が落ち着くまでケアしていきたい」としている。アンケートや面談は同市立千代田中(約300人)でも始めている。

=2018/02/10付 西日本新聞朝刊=

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