福岡・篠栗で火災、11棟焼く 保育園にも煙 園児・児童ら避難、一帯が騒然と

写真を見る

 13日午前11時ごろ、福岡県篠栗町篠栗の住宅兼製麺工場から出火した。火は風にあおられて燃え広がり、消防によると午後1時40分現在、少なくとも11棟が燃えている。けが人の情報は入っていない。県内には12日から乾燥注意報が出ており、気象台が火の取り扱いに注意を呼び掛けていた。

 粕屋署によると、火元とみられる建物は1階が製麺工場で、2階が居住。

 火災現場の2軒隣に住む住民(39)は出火当時、風邪で幼稚園を休んでいた娘(4)と自宅にいたといい「火がすごく上がっていてびっくりした。風下なので延焼するのではと怖かった。バチバチとすごい音がして、娘が震えていた」と話した。

 現場から約100メートル離れた篠栗保育園にも煙が届き、園児は近くの町体育館に避難。同園の理事長は「当時約90人の子どもが居て、ご飯を用意していた。みんな園内にいたので歩いたり、押し車で避難した。黒い煙がすごくて火の粉がほおにかかり泣きだす子どもも居た」と話した。

 園児を迎えに来た篠栗町の会社員女性(46)は「昼のニュースで見て心配で早く迎えに来た。無事で良かった」と胸をなで下ろした。

 現場から約200メートル離れた篠栗小の児童らは、同小体育館に避難した。

 現場は篠栗中から東へ約300メートルで、住宅や商店が混在。煙が充満し、避難する住民らで騒然となった。

=2018/04/13付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]