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宮崎県談合事件

宮崎県汚職 前知事収賄罪で起訴

 宮崎県の官製談合事件に絡む贈収賄事件で、宮崎地検は11日、事業発注で便宜を図るよう依頼され、設計業者から計約3000万円のわいろを受け取ったとする事前収賄と第三者供賄の罪で、前知事の安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)=競売入札妨害罪で起訴=を宮崎地裁に起訴した。捜査当局は昨年9月に発覚した「5000万円問題」についても、政治資金規正法違反などの疑いがあるとみており、立件を視野に連休明けにも福岡高検と対応を協議する。

 同地検は同日、贈賄罪でヤマト設計(東京)の元社長二本木由文容疑者(57)=同=を、事前収賄罪の共犯として安藤被告の後援会元幹部石川鎮雄容疑者(68)=同=を、同地裁に起訴。また安藤被告の事前収賄、第三者供賄の罪について公判前整理手続きを行うように同地裁に請求した。

 起訴状などによると、安藤被告は石川被告と共謀し、知事就任直前の2003年7月30日ごろ、安藤被告の自宅で二本木被告から県発注の設計業務を受注できるよう有利な扱いを受けたいなどと依頼され、現金2000万円を受け取り(事前収賄罪)、さらに同年10月上旬ごろ、知事公舎で同様の請託を受け、10月‐05年5月にかけて、二本木被告から石川被告に計約1000万円を同社顧問料として支払わせた(第三者供賄罪)とされる。二本木被告の2000万円の贈賄罪については時効(3年)が成立している。

 同地検によると二本木、石川両被告は起訴事実を認め、安藤被告は「そのような事実はない」と否認しているという。

 安藤被告は、安藤被告側が石川被告に提供した5000万円をめぐって政治資金規正法違反容疑などで告発されている。

 同地検は、二本木被告がわいろの授受や5000万円問題の暴露を安藤被告にちらつかせたことなどから、安藤被告が当時の県出納長や県土木部幹部らに指示し、官製談合を主導したとみている。

=2007/02/12付 西日本新聞朝刊=

2007年02月12日16時30分


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