大原八幡宮で米占祭 「収穫良く、風水害なし」 [大分県]

盆に発生したカビを見て、今年の作物の出来や天変地異を占う橋本国房宮司(左)ら
盆に発生したカビを見て、今年の作物の出来や天変地異を占う橋本国房宮司(左)ら
写真を見る

 日田市の大原八幡宮で15日、国選択無形民俗文化財の「米占(よねうら)祭」(通称・かゆだめし)があった。橋本国房宮司や氏子らが、あずき飯に発生したカビを見て今年の吉凶を占った。

 鎌倉時代から続く伝統行事。農作物の作柄を占う「五穀盆」と河川などの災害の有無を占う「地形盆」があり、カビの発生具合や形、色を見る。色は白が吉兆、赤が火難、青は水難などとされる。

 この日は、1カ月前に神殿に供えていた二つの盆が運び出され、境内で氏子らがカビを観察して占った。橋本宮司によると、今年は五穀盆は全体的に白いカビが多く「適度な雨が降り、特に収穫は良い」。地形盆も「天候が良く、風水害は特になし」と出た。しかし、高瀬川や大山川、杖立川の周辺で土砂崩れや崖崩れなどに注意が必要という。

 氏子の日高数馬さん(82)は「平穏で安心できる年になってほしい」と話した。

=2017/03/17付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]