酒気帯び、議場入り禁止 熊本・菊陽町議会、会議規則を可決

 熊本県菊陽町議会(定数18)は30日の臨時議会で、議会の規律に関する会議規則に「酒気を帯びた者は議場に入ることができない」と明記した改正案を賛成多数で可決した。

 昨年6月に坂本秀則議員(51)が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発されたことを受け、一部議員が「信頼回復と再発防止の決意を示すべきだ」として提案した。全国町村議会議長会は「内規で飲酒問題への具体的対応を定めた例は聞いたことがない」としている。

 可決された改正規則には「議長は、規定に違反すると認めるときは、当該入場者に退出を命じなければならない」とも明記された。この日の審議では「申し合わせで十分だ」との声も上がり、採決では17人中7人が反対した。

 町議会は坂本議員の問題を巡り「飲酒運転を起こした場合は、自主的に辞職することを誓う」とする決議もしている。坂本議員は西日本新聞の取材に「責任は痛感しているが、当面は熊本地震復興の役に立ちたい」とした上で「来年6月の定例会後に辞職する」と語った。

=2016/12/01付 西日本新聞朝刊=

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