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自民119 歴史的大敗 麻生総裁が辞任表明

2009年08月31日 11:09
 30日投開票された衆院選は民主党が圧勝、非自民勢力として1993年の細川護熙政権以来、16年ぶりの政権交代を決めた。自民党は首相経験者らが落選する歴史的大敗。公明党も太田昭宏代表ら党幹部が議席を失った。

 政権交代を訴えた民主党は小選挙区の7割以上にあたる221選挙区を制し、与党を圧倒。長崎、岩手、新潟、滋賀、愛知など8県では議席を独占した。比例を含めた議席数308は86年の衆参同日選挙で自民党が獲得した300議席を超え、単独政党の戦後最多記録を塗り替える空前の大勝となった。

 自民党は過去最低だった93年選挙の223議席を大きく下回り、結党以来初めて衆院で第1党からも転落。選挙前の約4割にあたる119議席と激減、麻生太郎首相は自民党総裁を辞任する意向を表明した。

 海部俊樹元首相(愛知9区)は、首相経験者としては63年選挙の石橋湛山、片山哲両氏以来の落選。山崎拓前副総裁(福岡2区)、笹川尭総務会長(群馬2区)、中川昭一前財務相(北海道11区)、柳沢伯夫前厚労相(静岡3区)ら党幹部や派閥領袖も議席を失った。

 与党への逆風で公明党も苦戦した。太田昭宏代表(東京12区)、北側一雄幹事長(大阪16区)、冬柴鉄三元国交相(兵庫8区)を含めて小選挙区で擁立した8人全員が落選し、選挙前の31議席を大幅に下回った。

 「建設的野党」を掲げた共産党(選挙前9議席)は横ばい。社民党(同7議席)も横ばいで、民主党と選挙協力した重野安正幹事長(大分2区)、辻元清美政審会長代理(大阪10区)らが小選挙区で議席を獲得した。

 国民新党(同4議席)は綿貫民輔代表が落選するなどして1議席減。みんなの党は選挙前の4議席を上回った。新党日本は田中康夫代表(兵庫8区)が当選し、衆院で初めて議席を得た。諸派の新党大地は選挙前の1議席を維持した。

=2009/08/31付 西日本新聞朝刊=

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