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選管ミス 衆院選投票できず

2009年09月02日 11:59
■投票用紙を別人に渡す 福岡市 本人「交付済み」に 

 福岡市選管は1日、衆院選(8月30日投開票)の中央区の期日前投票所で、誤って別人に投票用紙を交付、投票日に本来の投票人が投票できなくなるミスがあった、と発表した。市選管によると、8月26日、中央区役所の期日前投票所を訪れた南区の50代女性に投票用紙を交付。女性が持参した南区の入場整理券の照合番号を見て、中央区の選挙人名簿にある同じ番号の女性に「投票用紙交付済み」と入力した。

 誤って入力された中央区の30代女性は30日に投票所を訪れたが「投票済み」となっており、職員が確認作業をしている間に女性は「用事があって待てない」と帰宅した。 その後、同区選管がミスに気付き、職員が投票時間内に女性宅を3回訪れて謝罪したが、女性は気分を害した様子で「投票したくない」として投票しなかったという。同市選管は「不適切で初歩的なミス。申し訳ない」と陳謝している。

 南区の女性の票は本来は無効だが、選挙結果に影響を与えないことや、選挙区が同じ福岡2区であることから、有効票に数えられるという。

■21歳女性を未成年誤認 平塚市 立腹して立ち去る

 神奈川県平塚市選挙管理委員会は1日、衆院選で市内の投票所を訪れた同市内の女性(21)を同市職員が未成年と誤認し、比例代表と最高裁裁判官の国民審査の投票用紙を渡さないミスが起きたと発表した。

 女性は立腹して投票所を出たが、市選管は「有権者の受け取り拒否」による棄権として処理していた。

 市選管によると、女性は30日夕、母親と同市入野の金田公民館に投票に訪れ、小選挙区の投票用紙を受け取り投票。続いて比例代表と国民審査の受付に進んだが、20代の男性職員が未成年と誤って判断し用紙を手渡さなかった。

 異変に気付いた職員が投票所を退出した女性を追いかけ「棄権になる」と伝えたが、女性は怒って母親とともに立ち去ったという。同市は「職員の研修を徹底し、投票手続きの見直しを行います」としている。


=2009/09/02付 西日本新聞朝刊=

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