3区共産が擁立取り下げ 自民VS立憲民主 事実上の一騎打ち

 22日投開票の衆院選福岡3区で、共産党が7日に立候補予定者を取り下げたことで、自民党前職の古賀篤氏と立憲民主党元職の山内康一氏との事実上の一騎打ちとなる見通しだ。野党候補の一本化で接戦も見込まれ、両陣営とも支持拡大に懸命になっている。

 3区で共産が候補者を擁立しないのは、小選挙区制となった1996年以降で初めて。前回衆院選では古賀氏が、旧民主党の藤田一枝氏に約4万8千票差をつけて当選し、共産候補は約1万9千票を獲得した。

 共産票の多くが山内氏に流れるとみられ、古賀氏は「大変厳しい選挙になる」と警戒。「立憲民主と共産は政策が違い、選挙目当てとの批判もある。しっかりと政策を訴えていくだけだ」と気を引き締めていた。

 一方の山内氏は「自民と立憲民主の1対1の構図に持ち込める。野党が乱立するよりも状況は良くなる」と歓迎。ただ「野党共闘というよりも、自主的に立候補を取り下げていただいたと理解している」と述べ、共産と連携を密にした野党共闘に難色を示す支援者もいる事情をにじませた。

 3区では、会社社長の山崎隆幸氏も無所属での立候補を表明している。

=2017/10/08付 西日本新聞朝刊=

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