北九州市長が自民の出陣式に出席 「やむを得ない」

衆院選公示日の10日、自民前職の出陣式であいさつする北九州市の北橋健治市長
衆院選公示日の10日、自民前職の出陣式であいさつする北九州市の北橋健治市長
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 北九州市の北橋健治市長は11日の定例記者会見で、10日の衆院選公示日に、福岡9、10区から立候補した自民党前職2人の出陣式に出席したことを明らかにした。北橋市長は公示日以降は特定候補を応援しない意向を示していたが、「日程調整がつかず、公示日になった。やむを得ないことだと考えた」と説明した。

 北橋市長は3日に、市長選で中央の推薦を受けた自民と連合の要請があれば、公示前に限って集会などに出席する意向を表明。公示日以降については「有権者の賢明な選択を見守ることが原点。特定候補の応援にはせ参じることはないと考えている」と述べていた。

 会見で北橋市長は9、10区で希望の党の候補を推薦する連合福岡北九州地域協議会の集会にも出席したことを説明。「連合の集会に出て、政権与党の集会に一度も出ないのはどうか。市が3年間お世話になった経過も考えた」と出陣式に出席した理由を語った。

 市長は2人の出陣式で「前代議士、友党の公明党のご武運を心からお祈りする」などとあいさつ。会見で記者から「応援ではないのか」との質問が出たが、北橋市長は「応援と取るかは聞かれた人がどう思うかだ。お世話になったお礼を申し上げることは、市長の立場から許容されると思う」と述べた。

=2017/10/12付 西日本新聞朝刊=

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