希望候補全区で決まる 1次公認 自、共と対決構図に

推薦状に印刷された「民進党公認」の上に「希望の党公認」のシールを貼る希望新人の陣営関係者=3日午後、諫早市
推薦状に印刷された「民進党公認」の上に「希望の党公認」のシールを貼る希望新人の陣営関係者=3日午後、諫早市
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 衆院選に向けて「希望の党」が第1次公認候補を発表した3日、県内で“希望”の看板で戦うことが決まった4陣営は意気込みを新たにした。県内は1~4区とも自民、希望、共産の各党がぶつかり合う対決構図が固まり、10日の公示(22日投開票)に向けた舌戦がさらに熱を帯びた。

 県内で公認されたのは、いずれも民進党系の1区新人西岡秀子氏(53)、2区新人山口初実氏(69)、4区元職宮島大典氏(54)と、自由党から出馬予定だった3区新人の末次精一氏(54)の4人。

 山口氏の陣営では早速、「民進」の文字があった推薦状に「希望の党公認」のシールを貼って修正する作業に追われ、山口氏は「やっと公認が決まった。総力戦に突入できる」。宮島氏は取材に対し「身の引き締まる思いだ。希望の党で政権交代を実現したい」と語気を強めた。同日夕、JR大村駅前でマイクを握った末次氏は公認決定をアピールし「自由党時代から脱しがらみを訴えていたので違和感はない」とした。

 希望は憲法改正に賛成するスタンスの新党で、共産党が民進系と模索していた「共闘」は決裂する公算が大きくなった。西岡氏は「民進から立候補を決意した時点で、既に(共産は)候補者を立てていた。厳しい選挙戦は最初から覚悟している」と記者団に語った。

 様変わりした対決構図に自民、共産は警戒感をあらわに。4区で議席死守を目指す自民前職の北村誠吾氏(70)は「ブームが高まれば怖い。油断したら吹き飛ばされる」。3日に事務所開きをした3区共産新人の石丸完治氏(68)は「希望は明確に保守の補完勢力。かえって闘いやすくなった」と批判を強めた。

=2017/10/04付 西日本新聞朝刊=

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