「民進」入れず混乱回避へ 佐賀市議選公認候補予定者 ポスターなどで

 10日公示の衆院選で、県内の民進党出身の前職2人が同党を離党して新党「希望の党」から立候補する見通しとなり、佐賀市議選(8日告示、15日投開票)の民進党の立候補予定者が対応に追われている。市議選には現職2人と新人1人が同党公認で出馬の意向を示しているが、選挙期間が一部重なる衆院選との混乱を避けるため、ポスターなどの印刷物から党名を外すなどして準備を進めている。

 「市議選への影響は全く予測できない」。現職の一人は目まぐるしく変化する政局に気を引き締める。自身のポスターは当初、「民進党」の党名を入れて印刷していたが、「混乱を来す」として急きょ党名のロゴを消した。選挙カーにも党名を入れずに臨む予定で「一連の流れを有権者に説明するのはわかりにくい。国政のことは考えず、佐賀市の将来を考えながら粛々とやるだけ」と話した。

 別の現職もポスターと選挙カーには党名を入れず選挙活動する。「私たちは地方議会で、これまでも党名を前面に出していたわけではない」と強調。「地元にこれまでの実績を訴えていく」と語る。

 一方、新人の立候補予定者は、今回の衆院選に出馬予定の前職2人の元秘書。自身が「民進党」公認で、秘書を務めた前職が「希望の党」公認になれば混乱を招くとして、ポスターと選挙カーには党名を明記しない。「国政と選挙期間が重なるので混乱を避けながら、秘書としての実績を訴える」と述べた。

=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]