鳥栖サテライト館オープン 売薬や櫨蝋、鉄道に焦点 肥前さが幕末維新博開幕に合わせ [佐賀県]

テープカットをして開館を祝う関係者
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売薬商人の格好をして楽しむ来館者
売薬商人の格好をして楽しむ来館者
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 明治維新150年を記念した「肥前さが幕末維新博覧会」が開幕し、鳥栖市神辺町の中冨記念くすり博物館には売薬や櫨蝋(はぜろう)、鉄道に焦点を当てた「鳥栖サテライト館」がオープンした。来年1月14日まで。

 17日にあったセレモニーでは、池田英雄副知事が「佐賀が再び世界へと光を放つ契機となるような博覧会にしたい」とあいさつ。館の展示や映像でナビゲーターを務める地元の劇団「キッズミュージカルTOSU」の松隈紫月(しづく)さん(14)や上田浩平さん(13)らが、明治維新150年をテーマに、2月に上演した「あの雲に座って」のテーマ曲を歌と踊りで披露した。

 同館では鳥栖市の一部がかつて対馬藩田代(たじろ)領で、そこで「田代売薬」が栄え、幕末に櫨蝋の生産で佐賀藩の財政に貢献した歴史や、明治以降、九州の交通の要衝に成長する原動力となった鉄道についてのパネルや史料、映像などを紹介。売薬のコーナーでは江戸時代の薬売り商人の格好をしたり、薬を運んだ重さ約20キロの柳ごうりを抱えたりする体験もできる。来館した鳥栖市立石町の栗山恭佳さん(9)は「売薬の展示はわかりやすく、昔の薬にいろいろ種類があることがわかって面白かった」などと話した。

 開館は午前10時~午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始休館。博物館の入館料として大人300円(高校生以下無料)。

=2018/03/21付 西日本新聞朝刊=

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