益城町山間部の状況(熊本地震)

熊本県益城町の山間部で、西日本新聞の記者が取材した状況は次の通り。

■益城町田原の一家

【何も情報が入ってこない】(4月17日)

 益城町役場から東に3キロの山あいにある実家で家族5人で暮らす男性(42)。家には、犬やヤギ、ニワトリなどの動物を飼っている。「近くでは火事場泥棒もあって、軽トラも盗まれた」という。

 「家になにかあったらいかん」と、実家での避難生活を続けているが、「情報が全く入ってこない」と頭を抱える。「アナウンスもなにもない。情報を知って配り先についたときには支援物資はなくなっている」。防災無線が設置してあるが、「壊れて何も放送されない」。食事は、何とか残った食料で空腹を和らげているだけだ。

 人づてに知った情報も、役場や避難所に着くと何もない。16日の夕方に本部のあった町役場に行ってみると、本部は移動しており「相談もできなかった」と憤る。

=西日本新聞=

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