熊本市南区の避難所状況(熊本地震)

熊本県熊本市南区の避難所で、西日本新聞が取材した状況は下記のとおり。

■築地公民館

【ノロウイルスで女性が救急搬送】(4月21日)

 城南町の築地(ついじ)公民館(指定外避難所)に避難する80代女性が救急搬送され、病院でノロウイルスと診断された。19日に、嘔吐があったという。公民館で自炊が行われており、市から調理法などについて指導が行われた。現在、災害医療チーム(JMAT)が出動し、対策を練っている。21日には、中学生の熱発を確認。ノロウイルスの疑い。また、別の人が食中毒の疑いで緊急搬送されたとの連絡が入った。詳しい情報は分からない。


■アクアドームくまもと

【ベビーフードと離乳食が不足】(4月18日)

 アクアドームくまもと(熊本市南区荒尾2丁目)の館長によると、避難者は夕方だと300人程度だが、夜にかけて500~600人に。車中泊まで入れると1000人規模になる。

 子どものベビーフード、離乳食が足りない状態。南区と西区の支援物資集積拠点にもなっており、名古屋から来たというトラックの男性が大量に物資を届けていた。スタッフは20人程度で、27時間働き通しで、交替。館長の家もひびがはいっているが、片付ける暇もない。疲弊している。

 近くから小学5年の長男(10)と避難している看護師女性(39)は両親と4人暮らし。自宅は亀裂が入っていて、傾いている。家で暮らすのも怖いけど、水が通ったら帰宅することも考えている。「お家は怖いよ」と長男。ここで避難は3カ所目。小学校区とは違うし、どこに通うのか、いつから学校が始まるのかも分からない。始まらないと私も仕事に出られない。先が見通せない。支援物資ですと近づいて、パンを渡してきて現金を要求されるというような噂が出回っていて、不安や人間不信にもなる。

=西日本新聞=

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