熊本市の避難所状況(熊本地震)

熊本県熊本市の避難所で、西日本新聞が取材した状況は下記のとおり。

■災害対策本部

【避難者は1616人】(5月18日)

 会見の主な内容は次の通り。

 ・被害状況(午後1時半現在)は、人的被害が死者14人、重傷者254人。家屋被害は全壊1593棟、半壊5667棟、一部損壊39145棟(罹災証明受付63073件)。

 ・避難者数は市計1616人(74カ所)。内訳は中央区363人(20カ所)、東区569人(29カ所)、西区248人(7カ所)、南区379人(11カ所)、北区57人(7カ所)。拠点避難所(17日午後7時現在)は1542人(22カ所)。

 ・罹災証明の申請は市計62786(17日受付分は2040)、発行は市計21308。内訳は全壊202、大規模半壊167、半壊154、一部損壊20785(17日発行分は計978、全壊125、大規模半壊75、半壊93、一部損壊685)。

 ・被災者生活再建支援の相談窓口(17日累計)での災害弔慰金や災害見舞金、被災者生活再建支援金などの相談・受理は市計557(うち受理101)。

 

【ペットを無償で一時預かりに】(5月10日)

 午後の市災害対策本部会議の主な内容は次の通り。 

 ・避難者で入院などが必要になった犬猫の飼い主が安心して治療に専念できるよう、市動物愛護センターが環境省の支援を受けて一定期間、無償で一時預かりする。9日から開始した。市動物愛護センターで受け付けた犬猫は、一時預かり施設(センターとは別施設)に移送して飼育する。 

 

【9日に小中19校を新たに再開】(5月6日)

熊本市教育委員会によると、9日に小学校10校、中学校9校を新たに再開する。9日で市立全小中学校137校中、60校(小学校36校、中学校24校)が再開となる。以下、再開する学校。

【小学校】碩台小、向山小、健軍小、泉ケ丘小、田迎南小、河内小、植木小、山本小、山東小、田迎南小
【中学校】京陵中、江南中、湖東中、帯山中、西原中、武蔵中、出水南中、河内中、五霊中

・熊本市の避難者数(6日午後1時現在)は、市全体計163カ所の避難所に3683人(5日午後1時と比べて5カ所減・36人減)。 内訳は、中央区49カ所・1148人。東区45カ所・1326人。西区17カ所・653人。南区32カ所・379人。北区20カ所・177人

 

【下水道管路の復旧率は65%】(5月4日)

 対策本部会議の主な内容は次の通り。

 

 ・下水道管路の被害及び応急復旧状況

 ①マンホールの隆起 被害69カ所、応急復旧済み46カ所 、応急復旧率66・7%。

 ②道路陥没 被害228カ所、応急復旧済み148カ所、応急復旧率64・9%。

 合計で被害297カ所、応急復旧済み194カ所、応急復旧率65・3%。

 

 ・下水道管路の被害調査状況

 ①管路延長2545キロ 被災管路延長113キロ 被害率4・4%。

 

 ・浄化センター・ポンプ場などの被害及び復旧状況

 ①浄化センター(5施設) 被害90カ所、復旧済み51カ所、復旧率56・7%。

 ②ポンプ場(13施設) 被害15カ所、復旧済み2カ所、復旧率13・3%。

 ③マンホールポンプ(4施設) 被害6カ所、復旧済み3カ所、復旧率50・0%。

 合計で被害111カ所、復旧済み56カ所、復旧率50・5%。

 

【新たな避難所の形は3種類】(5月4日)

 熊本市によると、避難者への意向調査の結果を受けて、5日までに、各拠点避難所に何人の避難者が移動するかを想定する。現在ある180カ所の避難所が、何カ所に縮小するかもあわせて出す。拠点避難所には、ペットを同伴する避難者用の区画をつくる。拠点避難所としたスポーツ施設ではシャワーを備える所もあるが、ない施設もあるため、入浴サービスを検討している。

 8日以降の新たな避難所の形は3種類。①拠点避難所②避難した学校にそのままいたい人には、学校再開に伴い、空き教室などに移動してもらい「共存」③余震を恐れて夜だけ避難したい人には、避難所となっている地域のコミュニティーセンターを引き続き開放

 

【6日に小中12校が再開】(5月3日)

 会見の主な内容は次の通り。 

 ・6日、新たに熊本市立の9小学校・3中学校が再開する。再開する学校は高橋小(西区)、池上小(西区)、城山小(西区)、弓削小(北区)、川上小(北区)、北部東小(北区)、富合小(南区)、田原小(北区)、桜井小(北区)、井芹中(西区)、富合中(南区)、鹿南中(北区)。6日時点で全137の市立小中学校のうち、41校(26小学校、15中学校)が再開する。

 ・児童育成クラブについては市立の全小学校95校中、91校で開設している(公設80校、民設11校)。91校のクラブについては、学校再開と同時に再開する。うち、白坪小(西区)、龍田西小(北区)のクラブ施設は修復が必要で、一時的に学校施設を利用する。

 

【可燃ごみ焼却の本復旧には3カ月】(5月2日)

 大西一史市長の主な会見内容は次の通り。

 可燃ごみを焼却処分する東部環境工場(東区)の焼却施設2炉(各日量300トン)のうち、2号炉について、緊急復旧し2日から処理を再開。ただ、緊急復旧なので処理能力は日量260~270トンと落ちる。完全補修した本復旧には3カ月程度かかる見込み。1号炉については5月16日の緊急復旧を目指す。熊本市の焼却施設はこのほか西部環境工場があり、これは日量280トンの処理能力。これらが通常のように稼働していても、現在は1日で処理能力の倍以上の可燃ごみが出ている状態。現在、受け入れ支援をしてもらっている他都市の12施設は日量計404トンを引き受けてもらっており、当面は支援継続してもらう。 

 

【6日に復興部を設置】(5月1日)

午後の大西一史市長の主な会見内容は次の通り。

 未曽有の大震災、本市は市民の生命財産暮らしを守る取り組み、再建に向けた取り組みを全力で進めている。明日より、各避難所において区役所職員、本庁から300人超える職員を総動員し、すべての避難者の生活再建に向けた意向調査を実施する。それによって、避難者のさまざまな事情、福祉的なサポート、家屋損壊、余震が怖くて自宅に帰れない…等々の状況に合わせて柔軟に対応しながら市民の具体的要求に、きめ細やかな支援に努める。

 今後、本市の復旧、復興、これらに向けた取り組み加速化するため、けん引する復旧と生活再建等々に、統括して取り組む復興部を政策局に5月6日付で設置する。体制をとって、復旧復興に全力で取り組む。具体的には市民の生活再建等の多様な課題に対応、適切支援のためのワンストップ窓口設置、広報周知、復旧から復興に向けた復興事業計画策定、国、県への支援の働きかけなどすべてのことを統括。市民が1日も早く安心して生活を取り戻していただけますよう、復旧に全力を挙げ、次の段階の復興にも力の限り尽くしていきたい。

 

【給水不足で3万羽を廃鶏】(5月1日)

 午後の対策本部会議の主な内容は次の通り。 

 ・4月30日に千原台高校避難所でインフルエンザ患者1人を新たに確認。累計はインフルエンザ患者10人、ノロウイルス11人。 

 ・気温上昇に伴い、新たに熱中症予防に関する掲示物を避難所に張り出した。 

 ・市営住宅の申し込み3487人(前日比+247人)、民間賃貸住宅借り上げの申し込み1692人(同+303人) 

 ・畜産関係で、採卵鶏の被害。給水不足によって、3万羽を廃鶏し、被害額は2760万円。 

 ・市管理分の漏水被害報告2565件、修理対応件数1537件(4月30日現在)。進捗率は59・9%。 

 

【2日からアスベスト調査】(4月30日)

午後の発表内容は次の通り。

・5月2日から損壊建築物のアスベスト飛散の有無をアスベスト診断士(一般社団法人アスベスト調査診断協会から派遣)と熊本市職員で調査する。東部を中心に1000平方メートル以上の20件から先行。その後、鉄骨造を調査する。

 

【住家の一部破損は6481棟】(4月28日)

 午前9時現在、熊本市の被災状況は次の通り。

 ・住家の一部破損6481棟(全半壊数は調査中。全壊・半壊の罹災証明申請受付数は28日午前8時半現在で1万3372件)。

 ・非住家は公共建物の全半壊60棟、民間の店舗や金融機関などの全半壊83棟(いずれも、罹災証明申請受付数を反映)

 ・死者14人、重傷者241人、軽傷者879人

 

【「みなし仮設」の受け付け開始】(4月28日)

 市は、民間賃貸住宅を公費で借り上げ、無償で提供する「みなし仮設」の受付窓口を設置した。受け付け時間は、午前9時~午後5時まで。設置場所は、中央区、西区、南区、北区は各区役所。東区のみ東部出張所(熊本市東区錦ケ丘1の1)。家賃が1カ月6万円以下などの要件を満たした住宅を市が借り上げる。入居期間は原則1年とし、1年間延長できる。市は、市内とその近郊で提供可能な物件は1500戸程度とみている。 

 

【インフルエンザとノロウイルスの罹患状況】(4月26日)

 市災害対策本部が26日まとめた感染症発生状況によると、市内の避難所で24~25日、インフルエンザ罹患は2人、ノロウイルス感染は3人が確認された。 避難所別と内訳は、インフルエンザが24日に一新小(中央区)で女性1人、25日に千原台高(西区)で女性1人。ノロウイルスは25日に西山中(中央区)で男性2人、女性1人。15日からの累計はインフルエンザ9人、ノロウイルス10人。

 

【龍田2丁目の高台住宅地に避難指示】(4月24日)

 市災害対策本部は24日午前11時25分、北区龍田2丁目32番の6世帯15人に避難指示を出した。高台にある住宅地ののり面崩壊の恐れがあるため。住民は既に自主避難をしていた。6世帯の庭などには最大で100メートル(目測)ぐらいの亀裂が走っており、非常に危険な状態。

 

【市営団地の申し込み始まる】(4月23日)

 

 熊本市は23日、自宅が全壊、半壊した市内在住者を対象に提供する市営住宅250戸(57団地)について、申し込み受け付けを始めた。提供期間は入居日から6カ月以内で、最大1年まで更新可能。市役所では、午前中から市民たちが殺到した。 

 

【5月1日まで3万7000世帯で計画断水】(4月23日)

 熊本市は23日から5月1日までの夜間、市内全13配水区のうち、西区や北区など4配水区・計約3万7000世帯で計画断水を実施する。水道管から水が漏れているとの情報が住民から2000件以上寄せられており、夜間断水で一定の水供給量を確保する狙い。断水の時間帯と地域は、午後10時~翌午前6時:万日山配水区(西区、中央区の一部/7791世帯)▽午前0~6時:徳王配水区(北区と西区、中央区の一部/1万5566世帯)、北部配水区(北区、西区の一部/6457世帯)、城山配水区(西区/7290世帯)。市上下水道局は「期間中は日中に水を確保しておいてほしい」と呼び掛けている。 

 

【危険判定は累計で80棟】(4月23日)

 21日に小中、幼稚園、専修学校36校・園などの計40施設(303棟)を調査。うち、危険判定は29棟で、うち落下物の除去などを行えば使用可能が28棟(東野中学校は、校舎6棟全体に被害があり詳しい調査が必要なため使用禁止。錦ケ丘中は1教室が天井落下のため使用禁止だが、施設全体は使用可能)で、構造に危険性があるのが1棟(富合中学校武道場1棟)。19~21日の累計では、小中高72校を含む84施設(658棟)を調査。うち、危険判定は80棟。うち落下物の除去などを行えば使用可能74棟で、構造の危険性があるのが6棟。 

 

【インフルエンザ患者は累計6人】(4月23日)

 熊本市の避難所で発生したインフルエンザ患者数(15~23日現在)は累計6人。最近では23日に、託麻原小(中央区)で女性が1人。ノロウイルス感染症患者は累計7人で、21日に龍田中(北区)で女性1人が発生したのが最後。ひとつの避難所から複数人の患者は出たことがない。患者には、自宅に戻れるようなら戻ってもらうか、避難所の別室に移ってもらうかしている。嘔吐物を処理する際に必要な消毒液やペーパータオル、手袋は各避難所に常備している。 

 

【25日と27日に2校ずつ再開】(4月23日)

 熊本市は、5月9日ごろまで臨時休校するとしていた市立学校・幼稚園のうち、25日に田底小(北区植木町、全校児童113人)、総合ビジネス専門学校(西区上熊本)が再開すると発表した。27日には、吉松小(北区植木町、全校児童167人)、植木北中(同、同132人)も再開する。学校施設の応急危険度判定で安全が確認されたほか、ライフラインが復旧、学校への避難者が縮小してきたため。田底小には22日まで一家族が避難していたが、現在はゼロ。吉松中には夜間に体育館に14人、植木北中には武道場に5、6人が依然避難しているため、学校再開後も、避難所として継続する。

 

【市立保育園のうち、10園は25日に再開へ】(4月22日)

 熊本市は市立や私立の保育園について、これまで23日までとしていた休園期間を30日まで延長すると発表。ただ、全19の市立保育園のうち、10園はライフラインの復旧などで園児の受け入れ態勢が整い、25日には開園(運営再開)する見通し。再開する保育園は【中央区】白山、城東【東区】京塚、健軍【西区】中島【南区】幸田【北区】山本、豊田、田底、菱形。私立については各園が判断し、25日、市に報告する。 

 

【感染症の発生状況】(4月22日)

 対策本部によると、21日現在の感染症発生状況は、インフルエンザ2人、ノロウイルス2人。避難所別では、済々黌高校で女性1人、大江小学校で女性1人がそれぞれインフルに罹患。下益城城南中学校で男性1人、女性1人からそれぞれノロウイルスが検出された。15日からの累計はインフルエンザ5人、ノロウイルス7人。

 

【熊本港のフェリーが運航再開】(4月22日)

 災害対策本部によると、熊本港のフェリーが本日、1週間ぶりに再開した。九商フェリーと熊本フェリー。長崎・島原から熊本への物資輸送が可能になった。12都市が約600戸の市営住宅の無償提供を申し出た。グリーンロード南阿蘇が午前10時から全面再開した。

 

【エコノミークラス症候群の疑いで搬送】(4月20日)

 災害対策本部によると、20日午前11時15分、51歳の女性(熊本市南区)が救急搬送された。6日間、車中泊を続け、前日からふくらはぎ痛あり。午前11時ごろ、胸苦しさを訴え、過呼吸状態となった。現在、病院にて点滴中。エコノミークラス症候群の疑いあり。

 

【市長が仮設住宅計画策定を指示】(4月20日)

 熊本市災害対策本部会議の中で、大西一史市長は市職員に対して仮設住宅計画の策定などを指示した。発言要旨は下記の通り。

 長期化をしていく中で、避難者は相当な我慢をしてぎりぎりの状態と思う。この次の段階に行けるように、今の避難生活から仮設でも何でもいいから住居にきちんと入れる状況をつくっていく段階がきている。仮設住宅の計画を早急に作り上げてください。ひたすら(住宅の)数を集めるということについても早急にやっていただきたい。その中でマッチングして、今の避難所の状態から次の段階に行かないとお風呂も入れない、情報も入らない。史上最悪の震災との認識に立って多くの力を結集してほしい。

 避難所の問題は情報が入らない。災害ラジオをオープンしたので、聞ける状態をつくることが大事。新聞をほしがっている人が非常にいる。新聞各社にお願いしたいが、避難所にボランティアで配っていただけないでしょうか。テレビも見られない、インターネットが分からない人もいる。

 

【エコノミークラス症候群に関する取り組み】(4月20日)

 熊本市災害対策本部会議での報告は下記の通り。

 現状では、避難所の施設内、運動場にいる人、駐車場の車にいる人に保健師がチラシを持って巡回指導。今後、他自治体の保健師の派遣応援により強化する。今後の強化策では、

 ▽小中学校の避難所で1日2回程度、ラジオ体操を流す(もう実施している避難所もあり)

 ▽駐車場や配給所に啓発ポスターの掲示

 ▽自治協議会や民生児童委員協議会にも啓発の協力を依頼

 ▽自宅の高齢者にも情報提供▽専門の循環器ドクターによる災害ラジオでの啓発の呼び掛け

 ▽日本循環器学会、日本静脈学会へ人材派遣と物資(弾性ストッキング)の支援を依頼

 ▽熊本市民病院の看護師数名が19日から、避難所以外の車中泊避難者を巡回し注意喚起

 

■熊本市役所避難所

【30日に市役所の避難所閉鎖へ】(4月28日)

 熊本市役所1階ロビーには、28日午後も120人の避難者が身を寄せている。床は、固く冷たいタイル製。避難者たちは、各種申請などに行き交う人たちのすぐ近くで、発泡スチロール製の薄い板や、銀色の断熱シートを巻いた毛布の上に横たわり、体を休めていた。

 市によると、市役所が各種手続きで使われるようになったため、避難所としては30日午後の閉鎖を決めたという。避難者には、近くの避難所や市勤労福祉センター(同市中央区)などに移動してもらう。

 本震があった16日から避難する男性(77)は「自宅のコーポは、外壁にも階段にも亀裂が入っていて、安全性の調査もまだ。1人暮らしで余震が怖いから、ここにずっといた」と話す。市役所近くの小学校は避難者でいっぱいだったため、30日午後からは、人員に余裕のある少し離れた小学校に避難することになった。吉松さんは「自宅は、5月上旬までは安全かどうかの調査がこない。自宅に帰れるならば帰りたい」と話した。

 ペットのネコと家族3人で16日から避難するスナック店員の女性(41)は、自宅マンション自体は大きな被害はなかったものの、「余震が多くて怖い。昨夜も、下からどっと突き上げるような揺れがあった」と不安な表情を浮かべた。ただ、会社員の夫(57)が避難所から出勤するなど不便も多く、避難所の閉鎖を機に自宅へ戻ることにしたという。「少しずつ片付けに帰っているけど、自宅はぐちゃぐちゃのまま。繁華街にある店はオーナーが1日開けたけど、お客さんが全く来なくてまた閉めてしまった。いつ再開になるのか分からない」と話した。

 

■福祉避難所

【福祉避難所は17施設】(4月21日)

 熊本市健康福祉政策課によると、20日夜時点で福祉避難所として開設しているのは17施設。そのうち障害者向けの施設は8施設で、だいたい15人を受け入れている(市に報告が上がってくる人数と現状に若干誤差がある)。知的障害と身体障害の内訳は把握していない。障害者向けの施設に高齢者が避難する場合もあるし、その逆もありうる。

 

《20日夜時点で開設中の障害者向け福祉避難所》

 

1)熊本県身体障害者能力開発センター(現在この施設が最も受け入れが多く、6人避難している)
2)熊本江津湖養育医療センター
3)愛育学園
4)大江学園
5)熊本ライトハウスのぞみホーム
6)チャレンジめいとくの里
7)障害者総合支援センター心陽
8)すみれ園

 福祉避難所に入るには、市に相談を。市が希望者の健康状態や障害の程度、住んでいる場所に応じて受け入れ先を決める。福祉避難所協定を結んでいる施設は現在市内に176カ所(2014年時点)だが、希望者のニーズに合わせて随時開設しているので、直接行っても開いてない場合もある。

熊本市健康福祉政策課=096(328)2340 中村さん

 


■危機防災管理室

【指定外避難所は連絡ない限り物資配れず】(4月19日)

 熊本市危機管理防災室によると、市内では19日正午現在、291の避難所に4万9123人が避難。指定していない避難所でも、市が開設を把握していれば、物資の配送ルートに入れ、届けることができる。しかし、あちらから「開設して、○○人いる」との連絡がない限り、市は開設していること自体を把握できなくて、物資が配れない。

 

■広報課

【水道再開で衛生状態の向上を期待】(4月19日)

 以下は熊本市広報課の説明。

 避難所によって物資の供給の差がないようにしているつもりだが、タイムラグがある。いったん各区役所に運び、各区役所が区内の避難所に配送する。区役所からの距離でタイムラグがあるし、避難所の規模によって、100食そろったらば配る、1000食そろったらば配る、というようになる。

 2回目の大きな地震があってからは、住民の方はとりあえず近くの公園、小学校に逃げた。市側としては「指定の避難所に逃げて下さい」とは言えない。本震直後はどこの避難所があり、何人いるか把握するのにパニックになって時間がかかった。

 16、17日の避難者をまとめた数字にはおかしいと思うこともあった。昼と夜で避難所の人数も違うので把握に手間取った。19日現在では区レベルで把握はできている。 最初の段階では備蓄倉庫にあった水や簡単な食料、毛布が中心だった。今はアルファー米、バナナ、即席メン、キットカット、毛布、トイレットペーパー、フレグラ、日用品(おむつ、生理用品)。

 ノロウイルスは避難所の集団感染は確認できていないが、避難生活から日数がたっているので気をつけなければならない。手を消毒する液やアルコールタオルも配っているが、全員分配れているかはわからない。

 18日から水道管の水の供給を開始した。午後3時段階で、上下水道82%通水している。ただ、自宅に至るまでの水道管が破損している場合もあり、各家庭でつながっているかわからない。手洗いや歯磨きなどができ、衛生状態が良くなるのではないか。避難所での簡易トイレは増設している。

 市として、ゴミの収集は市が通常の燃やすゴミの日などに収集に行っている。感染症対策はノロウイルス対策のため、各避難所にいる市役所の人員に、嘔吐物の処理の説明をし、感染が広がらないようにしている。

=西日本新聞=

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