菊陽町の避難所状況(熊本地震)

菊陽町の避難所で、西日本新聞が取材した状況は下記のとおり。

■武蔵ケ丘公園

【海自が入浴サービスの規模を拡大】(4月20日)

 海上自衛隊佐世保地方総監部によると、海自呉基地の隊員20人が、入浴支援をするため菊陽町の武蔵ケ丘公園に到着した。20日午前8時から入浴セットを展開し、午前10時には使用可能にするとしている。入浴セットは、緊急展開型で、貯水槽などから採取し、ろ過・浄化した水を使用。浴槽4台とシャワー24台2セットの計48台が同時に使える簡易浴室。すでに武蔵ケ丘公園では陸自が入浴サービスを提供しているが、規模が小さかったため海自も手伝うことになった。浴槽は1台につき約20人が入れるため、1度に80人の利用が可能。

 問い合わせは、海自佐世保地方総監広報係(0957・23・7111内線3336)


■総務課

【指定外避難所の情報収集できず】(4月19日)

 菊陽町総務課によると、避難の状況は下記の通り。

 14日の地震後、町内13カ所に避難所を開いた。すべて指定。このうち小学校2校の体育館は損傷したため、途中で閉鎖した。だから現在は11カ所。 支援物資は水や食料(コメ、カップ麺、おにぎり、パン)、毛布、タオルなどが多い。県に集まった物資を町に分配する形式だが、そうではなく、町に直接届く支援物資の方が多い。 指定避難所とは別に、各自治会が公民館などに自主的に避難所を開いている。こちらも指定避難所でないと、どこにどのくらい指定外の避難所があるかはわからない。

 今日は自治会が開いた避難所に初めてカップ麺や水などを配布した。そのくらい、情報収集ができていない。

 衛生状態も課題がある。指定避難所には医師や看護師などで作るDーMATが複数常駐している。が、指定外避難所はそもそも場所も分からないので、そうしたチームを派遣できていない。感染症対策も、指定は保健師が巡回するが、指定外はなかなか回れていないのが現状だ。


=西日本新聞=

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