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人気のテレビシリーズ「水戸黄門」が6年ぶりに茶の間へ戻ってきた…

 人気のテレビシリーズ「水戸黄門」が6年ぶりに茶の間へ戻ってきた。ご老公役には歌手で俳優の武田鉄矢さん。東日本大震災復興を後押ししようと、舞台を東北に世直し旅が始まった

▼武田さんといえば、今でも「金八先生」の印象が強い。悪代官を「このバカチンがぁ!」と一喝し「人という字は互いに支え合って…」と説教しないかと、ちょっと期待した初回放送。さすがにそれはないが、武田さんらしく演じていた

▼もちろんシリーズの「お約束」は健在だ。「控えおろー」と葵(あおい)の紋の印籠を出せば、悪者は「ははぁ」と平伏。このすっきり感を味わいたくてチャンネルを合わせる人も多かろう

▼ドラマで、ご老公がラーメンを作る場面があった。実際、黄門様のモデルの水戸光圀(みつくに)は、明国の学者に教わって自ら麺を打ち家臣に振る舞った、との記録がある。光圀が日本で最初にラーメンを食べた人物といわれるゆえんだ

▼そこは福岡出身の武田さん。チャーシュー入りの豚骨ラーメンにしてほしかったけれど、生類憐みの令を出した将軍綱吉の時代だけに、まあ無理か

▼さて、平成の世では政界新シリーズが始まった。首相が「国難」の印籠を掲げれば、しがらみ政治をリセットして世直しを訴える都知事あり。「互いに支え合って…」と党を出たり、入ったり、立ち上げたり。ややこしくて善悪可否を判じかね、時代劇のようにすっきりしそうもない。


=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

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