【フェース】タイ新国王に即位したワチラロンコン氏 戦闘機の操縦こなす大の犬好き

 1952年、プミポン前国王とシリキット王妃の長男としてバンコクで生まれた。地元紙によると、幼い頃から軍事に興味を示し、プミポン前国王が海外で軍事を学ばせた。66年から英国で中等教育を受けた後、70年にオーストラリアに移り、陸軍士官学校などを卒業した。

 72年に前国王から王位の継承任命を受けて皇太子になった。75年にタイ国軍に入隊。陸海空軍の大将の階級を持つ。ヘリコプターや戦闘機の操縦をこなし、2009年には洪水被害のチャリティー活動の一環として、乗客を乗せてジェット機を自ら操縦した。

 3度の結婚歴があり、男子5人、女子2人の計7人の子どもがいる。現在は独身だが、次期王妃と目されるパートナーの存在も伝えられる。近年は王子が留学するドイツ・ミュンヘンに滞在することが多い。

 タイには重罰の不敬罪があるため、私生活などの報道は制限されている。昨年は前国王と王妃の誕生日をたたえる自転車イベントに参加し、積極的に国民と交流する姿勢を見せた。大の犬好きでも知られる。 (バンコク浜田耕治)

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=

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