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少女像、4時間後に撤去 怒号響く釜山

 「日本の言いなりか」「恥を知れ」。釜山市の市民団体が一時、少女像を設置した同市東区の日本総領事館前では28日、像を強制撤去する東区職員や警察に市民団体メンバーが反発。市街地に怒号が響いた。

 団体はこの日、総領事館近くの公園で日韓合意への反対集会を開催。終了間際に総領事館前に流れ込んだ。大学生らが総領事館に向き合うように少女像を置き、「屈辱的な慰安婦合意に反対する」「平和の少女像を設置し、日本の戦争犯罪を記憶する」と主張した。

 警察や東区は集会開始から団体の動きを警戒。このため団体は土台の固定作業はできず、メンバーが像を囲んで座り込んだ。

 東区職員らがメンバーを排除し始めると「東区は日本のために仕事しているのか」と抗議。設置から約4時間後、像がリフトでトラックに積み込まれると「持っていくな」「やめて」と悲鳴が上がった。 (釜山・鶴加寿子)

=2016/12/29付 西日本新聞朝刊=

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