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韓国に衝撃広がる 首相「残虐性そのまま」 金正男氏殺害

 【ソウル曽山茂志】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男氏がマレーシアで殺害された事件は韓国に大きな衝撃を与えた。大統領代行の黄教安(ファンギョアン)首相は15日、国家安全保障会議(NSC)で「北朝鮮の残虐性と反倫理性をそのまま表していた」と強い懸念を表明。国会も緊急会議を開催し、事実関係の確認を急いだ。

 黄首相は、新たな中長距離弾道ミサイル「北極星2」に続き、金委員長の関与が濃厚な正男氏殺害を「極めて重大な問題だ」と強調。関係者に「事件の真相を徹底的に把握できるようマレーシア当局と綿密に協力してほしい」と指示した。韓国政府は国内に居住する主要な北朝鮮脱出者の警護も強化する。

 最大野党「共に民主党」の秋美愛(チュミエ)代表は同日午前の会議で「北朝鮮が恐怖政治を突き進めば、体制は固まるどころか不安定化するだろう」と指摘。国会は情報委員会を緊急開催し、国家情報院に事実関係の説明を求めた。

 韓国軍は軍事境界線の拡声器で、早ければ16日から正男氏殺害に関する情報を北朝鮮側に放送する。軍関係者は聯合ニュースに「金委員長の残虐非道な人格を北朝鮮の国民に積極的に伝える」と話した。

 15日付の韓国紙は大半が正男氏殺害の記事を1面トップで報じ、関心の高さを示した。

=2017/02/16付 西日本新聞朝刊=

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