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【特派員オンライン】朴槿恵氏、何を語るか…

 ソウル南部の繁華街、江南近くから1本入った路地に朴槿恵(パク・クネ)前大統領の私邸はある。高いレンガ壁に囲まれ、庭には松や竹が植えられた落ち着いた風情の一軒家。朴氏は憲法裁判所が罷免を決定した2日後の12日、大統領府から引っ越してきた。

 壁には「朴槿恵を守る決死隊」などと書かれたビラが貼られ、周囲を韓国の国旗を持った朴氏の支援者がびっしりと取り囲む。記者や警備の警察官も多数いる。ひっそりと静まり返った壁の中とは対照的に、壁の外側は罷免当日の「一触即発」のような緊張感が漂っていた。

 昨年10月に朴氏の親友による国政介入事件が表面化して約5カ月。大規模デモや国会、憲法裁の弾劾訴追など一連の過程を取材してきたが、当の朴氏は検察の事情聴取にも憲法裁の出廷要請にも応じず大統領府に引きこもり、残念ながら直接見る機会はなかった。

 こうして私邸の前に立つと、ようやく少しだけ近づいた気がした。21日午前、朴氏は検察に出頭する予定。メディアの前で何を語るのか。韓国の全国民が注目するその表情や肉声を確認しに行かねばならない。 (ソウル・曽山茂志)

=2017/03/20付 西日本新聞朝刊=

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