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三つ星シェフの反乱

 レストランの格付け本ミシュランガイドは東京や関西版が毎年刊行され、日本でもおなじみになった。といっても私は福岡・佐賀版に載った店にも行ったことはないのですが。

 フランスでは毎年、どこの店の星が増えたとか減ったとか、市民の話題に上る。「バカロレア(大学入学資格の国家試験)に合格した時、初めて親が星付き店に連れて行ってくれた」と知人は話す。食いしん坊の彼らにとって、それほど重要なことなのだろう。

 南フランスの三つ星レストラン「ル・スーケ」のシェフ、セバスチャン・ブラスさんは先日、2018年度版には掲載しないようミシュラン側に求めた。「年に2、3度来る覆面調査員の重圧から解き放たれ、もっと自由に料理を作ることができる」とブラスさん。一方、ミシュラン側は「ガイドは店のためではなく読者のためにある。シェフの意思で非掲載が決められることではない」とする。

 フランスの三つ星は現在27店。1999年からそれを守ってきたブラスさんだからできる反乱。ますます有名になるだろう。 (井手)


=2017/10/05付 西日本新聞夕刊=

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