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片岡20年ぶりグレード戦制覇 山陽王座防衛戦 【山陽】

1番人気に応え、ガッツポーズの片岡賢児
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 山陽オートの小林啓二杯G2第2回「山陽王座防衛戦」は最終日の27日、最終12Rで優勝戦(賞金150万円)があり、片岡賢児(49)=飯塚=が1番人気にこたえ、ゼロ線トップSから8周回を難なく逃げ切った。通算18度目のVで、G2は1994年の川口キューポラ杯以来、2度目。2着は稲原良太郎(37)=山陽=が粘り、西村龍太郎(41)=山陽=が3着まで追い上げた。5日間の総売上額は7億9412万円(目標額8億7800万円)だった。

■ヒーロー 逃げ切り自身初の完全V

 唯一、山陽勢以外で優勝戦に勝ち上がった飯塚のベテラン片岡賢児が、山陽勢のタイトル防衛をあっさりと阻んだ。しかも自身初という完全Vに「自分でも信じられない。まだ実感は湧かないけど、1週間後にすごいことをやったと思うんでしょうね」と興奮冷めやらぬ様子でまくし立てた。

 「夏場の走路にハンディ、タイヤと全てがマッチングしたんでしょう。運が良かった」。確かに熱走路で争った今大会は、有利なハンディで戦うことは大きなプラスだった。しかし、エンジン出しに苦しみ、直前の地元一般戦でシリンダー交換などの大整備を敢行。確かな手応えを得て大会に臨めたのも大きかった。

 レースはゼロ線トップSから逃げるだけの展開。「抜かれる時は抜かれる。やられた時は仕方がない。リラックス、と考えながら走ったのが良かった」。無心、無欲で落ち着いて走れたのも、1997年飯塚G1ダイヤモンドレース以来となる20年ぶりのグレード戦Vに結びついた。

 「50歳になる前にいい思い出ができた。別に辞めるわけじゃないけど…」と言って周囲を笑わせた後、「これでハンディも下がるだろうから、そこでも勝負できるように自分を叱咤(しった)激励しながら頑張りたい」ときっぱり。9月5日には節目の50歳を迎える。五十路(いそじ)を過ぎても勝ち続けられるよう、努力だけは怠らない。 (三島)

■戦い終わって

 稲原良太郎(2着)車は良かったけど、試走からタイヤがハネて滑った。後続をおさえるのでいっぱい。

 西村龍太郎(3着)車は乗りやすかった。コースを守って走っていた稲原君を抜けなかった…。

 浜野淳(4着)キャブ調整を失敗。直線が良くなったけど、もう1カ所扱わないといけなかった。勉強になった。

=2017/08/28付 西日本スポーツ=

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