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永井 大会7度目V鈴木競り落とす プレミアムC 【飯塚】

優勝カップを手にする永井大介
優勝カップを手にする永井大介
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優勝戦でコーナーを回る1着の永井大介(3)、2着の鈴木圭一郎(4)、3着の青山周平(1)
優勝戦でコーナーを回る1着の永井大介(3)、2着の鈴木圭一郎(4)、3着の青山周平(1)
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 飯塚オートの特別G1共同通信社杯「プレミアムカップ」は最終日の21日、最終12Rで優勝戦(1着賞金600万円)を行った。トップSの永井大介(40)=川口=が、一度は鈴木圭一郎(22)=浜松=にかわされたものの、すぐさま差し返して1着。永井は3大会ぶり7度目の制覇で、G1通算では20度目のVを挙げた。2着は鈴木。3着には青山周平(32)=伊勢崎=が入った。総売上額は8億8151万円(目標額11億5000万円)だった。

 ヒーロー

 これまでオート界をけん引してきた意地があった。7周1角だった。6周1角で鈴木圭一郎に差されて2番手に後退した永井大介は、すぐさま鈴木にこん身の切り込みを敢行。「行ける自信はなかった。それでも、とりあえず入ってみようと思った。何しろグリップで開け勝ちたかったからね」。勢い、スピードで勝る若武者を気迫で競り落とすと、あとは追撃を許さなかった。レース後は満面の笑みを浮かべ、「最高です」と何度も繰り返した。

 切れ味に自信を持って臨んだSは、想定通りトップS。機力も準決後の下周り整備で「先の伸びが出た」。下降気味で「普通」の状態だった機力を、思い切った整備で見事によみがえらせた。しかし何よりもVを引き寄せたのはタイヤだった。準Vに終わった鈴木も「自分のタイヤも良かったが、永井さんの方が後半までタイヤが持っていた」と驚くほど。タイヤの選択もピタリとはまった。

 船橋最後の開催となった昨年3月のG1プレミアムカップで優勝したのを最後に、記念Vから遠ざかった。この間、鈴木や青山周平ら新勢力が台頭。オート界は完全に彼らを中心に回り、永井の存在は薄くなる一方だった。今年に入っても調子は上がらず優勝にも無縁だった。

 しかし、5月の浜松G1ゴールデンレースで見事に復活。鈴木を破ってVを挙げると、そこから破竹の勢い。わずか4カ月の間に4連続Vを含む6V。苦しみ悩んだ分、また大きく成長して大舞台に戻ってきた。プレミアムはこれで7度目のV。「SGだったら良かったのに」とポツリと漏らしたが“SG以上のG1”と称される今大会での好結果は、11月のオート日本一決定戦、SG日本選手権に必ず生きるはずだ。 (三島)

 戦い終わって

 鈴木圭一郎(2着)仕上がりは良かった。後半はタイヤが滑り出した。攻めが早過ぎた。もう少し落ち着いていけば…。

 青山周平(3着)Sは永井さんが速かった。エンジンもダメ。乗りづらいし、仕上がっていなかった。

 岩崎亮一(4着)車は優勝戦が一番良かった。Sも自分なりには良かったが、まだ上がいた。

 金子大輔(5着)シリンダーを戻したけど、冷えたせいか回転が上がってこなかった。伸びもない。

 松尾啓史(6着)追走いっぱい。車は準決と変わりなかった。

 中村雅人(7着)タイヤがハネて滑った。車が合っていなかったとはいえ、あんなに滑るはずはないけど…。

 永井大介(ながい・だいすけ)1977年1月23日、東京都生まれ。170センチ、49キロ、血液型O。25期生として97年4月に選手登録。同期には若井友和、森且行、有吉辰也らがいる。2008年9月の伊勢崎オートグランプリでSG初制覇。10年11月の飯塚日本選手権で史上3人目のSG全冠制覇を達成。通算1019勝、87V(SG14、G1 20、G2 13)。

=2017/09/22付 西日本スポーツ=

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