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アビスパ福岡 井原監督堅守再建!!

J1昇格を誓うアビスパ福岡の井原監督と新加入選手たち
J1昇格を誓うアビスパ福岡の井原監督と新加入選手たち
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 ■アビ新体制発表
 
 「アビの壁」再び!! 1年でのJ1復帰を目指すJ2アビスパ福岡は8日、福岡市内で新体制発表会見を行い、就任3年目の井原正巳監督(49)が「1試合平均1失点未満」をテーマに掲げた。昨季J1ワーストの66失点を喫した守備陣を立て直すため、J1G大阪から完全移籍した元日本代表のDF岩下敬輔(30)を堅守復活へのキーマンに指名した。なお、会見には新加入5選手とコーチ2人が出席した。

 ■昨季最悪66失点

 J1復帰に必要な改善点は見えている。福岡の井原監督は迷うことなく切り出した。「まずは堅い守備。1試合1失点未満、(J2の)42試合で失点を30点台に抑えないといけない」。新体制発表会見で今季の「目標数値」を掲げた。

 J2で3位に入ってJ1昇格プレーオフを制した2015年は42試合で37失点。堅守にふさわしい数字を残したが、5年ぶりにJ1復帰した昨年は34試合でリーグワーストの66失点。J2降格の要因となった守備の立て直しに着手する。

 再建の要として期待を寄せるのが、G大阪から加入したセンターバックの岩下だ。鹿児島実高3年時に04年度の全国高校選手権で優勝し、J1清水時代の09年には日本代表入り。12年途中に移籍したG大阪では14年度にJ1リーグ、天皇杯、ヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン・カップ)の3冠制覇に貢献した。

 味方への的確な指示と激しい守備が売り物の岩下は、日本代表の守備陣を束ねた井原監督と同じタイプ。「勝者のメンタリティーと経験を持っている。守備のリーダーとして、どんどん声を出してDF陣を引っ張ってほしい」と信頼を寄せる。

 岩下も自らの役割を心得ている。「勝つチームは攻撃の時間帯と守備の時間帯にめりはりをつけ、チームで意思統一されている。僕は運動量が少ない分、口で仕事するタイプ。井原監督の考えを理解し、選手に伝えたい」とピッチ上の“監督”として束ねるつもりだ。

 J2でのプレーは1年でJ1復帰したG大阪時代の13年以来で、岩下は「福岡も(G大阪と同じく)ビッグクラブになる可能性があると思って来た。結果を残したい」と強調した。情熱ほとばしるセンターバックが新たな「アビの壁」を築く。 (末継智章)

=2017/01/09付 西日本スポーツ=

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