アビスパ福岡3連勝 冨安初弾 Shマッチ直伝パフォーマンスも決めた

後半9分、先制ゴールを決める冨安(14)(撮影・式町要)
後半9分、先制ゴールを決める冨安(14)(撮影・式町要)
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 九州ダービーはアビスパに軍配! J2アビスパ福岡がホームでロアッソ熊本に2-1で競り勝って3連勝で5位に浮上した。後半9分に18歳のDF冨安健洋のJリーグ初得点で先制。一度は追いつかれたが、FWウェリントン(29)の3試合連続ゴールで突き放した。熊本はFW巻誠一郎(36)の2季ぶりとなるゴールも実らず今季初黒星を喫した。

■苦手のヘッドで

 空いたゴール左隅を冷静に狙った。0-0からの後半9分に福岡が得た右CK。ウェリントンが折り返した球を冨安が頭で押し込んだ。「まさか自分が点を取るなんて」。夢見心地のまま、FW松田に促されて右手親指で自分を指しながら「ワン、ツー、スリー、俺!」と絶叫。昨年末のトークショーでWBC日本代表の松田宣浩内野手(福岡ソフトバンク)から伝授されたパフォーマンスを実践した。

 18歳4カ月14日でのJ初得点は、アビスパでは平島崇の18歳2カ月5日(2000年4月8日J1磐田戦)に次ぐ2番目に若い記録だ。プロ1年目の昨季はJ1で10試合に出場。既にチームの主力だが、今季は持ち味の守備に加えて「ゴールを取れる選手になる」と掲げてきた。17日には攻撃陣と一緒に苦手なヘディングシュートを練習、実を結んだ。

 WBCでも活躍するタカのマッチとは昨年末が初対面。勝負強さは常々気にかける。「勝負強さがある人は、高い技術を当たり前のように持ち、メンタルも強い。自分もそんな選手になりたい」。謙遜した冨安も、前半に相手のシュートをゴール際でクリアするなど球際の強さを発揮して3連勝に貢献。井原監督は「年齢を感じさせない、クレバーなプレーができている」と絶賛した。U-20(20歳以下)日本代表のドイツ遠征に参加するため次節の山形戦は欠場する。好調の福岡にとっては痛手だが、ドイツでさらに成長して帰ってくるつもりだ。 (末継智章)

▼福岡・ウェリントン(移籍後初の3戦連発が決勝点に。バック宙のゴールパフォーマンスも披露)「ワンチャンスをしっかり生かせた。3試合に終わらず、全試合得点できるように続けていきたい」

=2017/03/20付 西日本スポーツ=

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