アビスパ福岡 壁VS速攻 レベスタで16日九州ダービー

通訳を交えて元斗才(右)と話し込むJ2福岡の井原監督(中央)
通訳を交えて元斗才(右)と話し込むJ2福岡の井原監督(中央)
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 「壁」VS「大砲」が上位対決! J2で2位のアビスパ福岡と5位のV・ファーレン長崎が16日、福岡市のレベルファイブスタジアムで戦う。現役時代に「アジアの壁」と呼ばれた福岡の井原正巳監督(49)は親会社がジャパネットホールディングスに代わった長崎の攻撃を、自慢の堅守ではね返すことを誓った。「アジアの大砲」こと長崎の高木琢也監督(49)は2点勝負と予想した。

 ■「ジャパネット効果」はね返す

 「財布のひも」はJ2で一番固い。福岡はリーグ最少の20失点。「長崎は体制が整い、チームやサポーターや地域などの思いが一つになっている。そういうパワーに負けないようにしたい」。井原監督は長崎の“ジャパネット効果”を堅守ではね返す意気込みだ。

 1-0で制した4月の対戦では、相手エースのファンマが欠場。「ファンマは強さと技術がある。しっかり抑え込みたい」。何より、長崎は福岡戦後に通販でおなじみのジャパネットホールディングスの創業者、高田明氏が社長に就任した。「選手のメンタル的にもいい材料。(経営面との)好循環は間違いなくある」。経営難のクラブが「救世主」の存在で昇格を果たす。どこかで聞いたストーリー。そう、アパマンショップホールディングスに救われた3年前の自チームの勢いを体感したからこそ、井原監督は警戒感を強める。

 センターバックとして3連勝に貢献した冨安も「長崎とはいつもロースコアのゲームになる。しぶとい相手にじれずにゼロで抑えたい」と気を引き締めた。長崎戦、中3日で3位の名古屋戦と続く正念場を前に、体調不良で欠場していたDF実藤も全体練習に復帰。「(この2戦を)しっかり乗り切りたい。選手層は十分に厚い」。3戦連続完封中の「アビの壁」を構築した井原監督は自信を見せた。 (向吉三郎)

=2017/08/15付 西日本スポーツ=

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