アビスパ福岡悪夢 ウェリ2戦出場停止へ

前半、福岡のシュートが決まらず肩を落とすウェリントン
前半、福岡のシュートが決まらず肩を落とすウェリントン
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 真夏の夜に悪夢を見た。3試合連続無失点中だった福岡の鉄壁の壁がオウンゴールで“自壊”した。後半はシュートを1本も打たせずに攻め立てたが、長崎の堅いブロックを最後まで崩せずに4戦ぶりの黒星だ。

 前半終了直前の相手CK。ニアサイドで守っていたウェリントンがボールをはね返せず、駒野が頭で懸命にはじこうとしたが、ボールはゴールに吸い込まれた。「触れると思ったが、触れなかった。それでコマさん(駒野)が不意を突かれる形になってしまった」とウェリントンが視線を下に落とす。おまけにウェリントンは後半に警告を受け、今季通算2度目の警告累積4枚。2試合の出場停止となる見通しだ。

 今季の7敗中、ホームで6敗。今季の逆転勝ちは退場で相手が10人になったホーム名古屋戦のみで、先制されても分が悪い。「(守備的に)引いた相手に対して点が取れないのがわれわれの課題。ホームでは相手が若干守備的になるのも影響しているのかも」。井原監督は“現実”に目を背けなかった。

 ■首位と4差に

 首位湘南とは勝ち点4差に広げられ、3位名古屋とは同6差に縮まった。エースを欠く次節のアウェー名古屋戦は正念場だ。「総力戦、代わりの選手が必ず補ってくれる」。井原監督は力を込めた。今季唯一の逆転勝ちだったホーム名古屋戦もウェリントンが出場停止だった。J1昇格へ、視線を落とさずに突き進むだけだ。 (向吉三郎)

=2017/08/17付 西日本スポーツ=

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