アビスパ福岡「ハチ祭り不発」 ウェリ不在でスコアレスドロー

スコアレスドローに終わった福岡イレブン(撮影・菊地俊哉)
スコアレスドローに終わった福岡イレブン(撮影・菊地俊哉)
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 5位のV・ファーレン長崎が得意のホームで京都を1-0で破り、勝ち点を50に乗せた。2位のアビスパ福岡は水戸に0-0で引き分け、3試合連続白星なしで勝ち点56。2チームの順位は変わらないが、長崎とJ1自動昇格圏内の福岡との勝ち点差は6に縮んだ。ロアッソ熊本は0-1で岡山に敗れた。

■3戦勝ちなし

 8月最後のリーグ戦。「ハチ祭り」と名付けられたホームゲームは消化不良に終わった。「連敗から抜け出して勝ち点1を取ったのは良かったけど…。(勝ち点)3がほしかった」。3位名古屋との勝ち点差を4に広げたが、狙うのは優勝。首位湘南には前節までの5差から7差へ広げられるドローに福岡の三門主将は表情を曇らせた。

 アビスパのスペイン語「熊ん蜂」をイメージした横じまの限定ユニホームに身を包んでゴールへの“一刺し”を狙った。出場停止中のウェリントンに代わって先発出場した仲川らの裏への飛び出しで好機をつくり、松田のダイビングヘッドなどで果敢にゴールを狙った。後半途中から「切り札」として投入された石津の鋭いドリブルからのミドルもクロスバーを直撃。シュート12本を放ちながら、ネットを揺らすことはできなかった。

 今季1-0で勝利した8試合のうち、6ゴールはウェリントンが決めて勝ちきった。最後に仕留めるエースの不在が試合終了まで響いた。

 明るい材料は守護神の復活だ。6月の讃岐戦で顔面にボールが直撃し、右目の視力が落ちていた杉山が13試合ぶりに先発。「視力もある程度戻っている。収穫の多い試合になった」。スピードのある水戸攻撃陣の裏への飛び出しを積極的に前に出て止めるなど3試合ぶりの零封に貢献した杉山は手応えを強調した。

 次節アウェー讃岐戦でウェリントンが帰ってくる。堅守も復活させ、首位を目指して再スタートする。 (向吉三郎)

=2017/08/28付 西日本スポーツ=

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