雄星が米挑戦を一時封印 2.4倍増2億4000万円でサイン

契約更改後、色紙を手に笑顔でポーズをとる西武・菊池
契約更改後、色紙を手に笑顔でポーズをとる西武・菊池
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 今季は最多勝と最優秀防御率の投手2冠に輝いた西武の菊池雄星投手(26)が8日、岩手・花巻東高時代から抱く米メジャー挑戦の思いを“一時封印”した。埼玉県所沢市のメットライフドームで契約更改交渉し、1億4000万円増の年俸2億4000万円プラス出来高でサインした。

 この日の交渉では、昨年は伝えた米メジャー挑戦の意向を話題にすることはなかったという。「チームは9年も日本一から遠ざかっている。まずは来年の優勝を目指して集中したい」。今季はチームの2位躍進に大きく貢献。来季はエースとして優勝を追求する。

 鈴木球団本部長は「今回は話をしなかったが、認識している」と説明した。海外フリーエージェント(FA)権の取得は最短で2020年。ポスティング制度による移籍を容認する時期については「成績を含め、全ての人が頑張ってこいと送り出せる環境が必要。来年以降の話」とした。

 今オフは高校の後輩にあたる大谷翔平が同制度でのメジャー移籍を目指し、複数の球団と面談した。来季は一足早くメジャーデビューすることが確実な二刀流について、さすがの菊池も「怪物がそのまま、どんどんでかい怪物になっている」と驚きを口にした。

 これまで後輩とともに行っていた自主トレは、米国など海外を拠点に単身で取り組む予定だ。「今年以上の成績を残せるか、不安が大きい。それを払拭(ふっしょく)するため、日本一の練習をしたい」。来季の目標に初の200投球回を掲げた左腕が、9年目のシーズンでチームの悲願を達成する。 (金額は推定) (松田達也)

=2017/12/09付 西日本スポーツ=

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