塩田、松田好素性機がお目覚め ボート王国 九州山口!

実績機を手に2勝ずつをマークの松田大志郎(左)と塩田北斗
実績機を手に2勝ずつをマークの松田大志郎(左)と塩田北斗
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 眠っていた底力を呼び起こした。好素性機ながら序盤は平凡な手応えにとどまった塩田北斗と松田大志郎が、ともに2日目に続いて3日目も白星をゲットして2勝ずつをマーク。上位での準優入りが有望で、松田はトップ通過まで狙えるポジションにつけている。

 塩田は、エース17号機(小坂尚哉。機2連対率53%)に次ぐ同42%の49号機。初日の後に本体整備を施して上向き傾向へと持ち込むと、2日目はペラ調整でさらにマッチング。「良くなっていますね。レース足がいい。伸びる雰囲気はないが、自分のスタイルを考えればこれでいい」。自分とのマッチングもOKだ。

 競輪好きの塩田のカッパは、競輪選手のレーサーパンツを模したもの。トップクラスのS級ではなく、あえてA級モデルを着用する。「前はS級S班モデルを作って、弟子の中田達也と一緒に着ていました。でも『待てよ、自分たちはチャレンジャーじゃないのか』と思い直して、変えたんです」。今節も、常に心にあるのがその精神。4日目も決して守勢には回らない。

 松田は「準エース」とも評される8号機。評判ほどの手応えではなく、2日目を終えて本体の整備に着手。すると「トルク感が出た」。上昇ムードは感じつつも「まだ準エースの足ではない。ペラ調整の余地がもう少し残っている」と、その仕事ぶりには一分の隙もない。「リズムがいい? いや、リズムは自分でつくるもの。今節は外枠でいい成績を取って整備もして、予選の最後が1号艇。これできちんと逃げてこそ、本当にいいリズムだと言えます」。人一倍の努力をした先にしか栄光への道は開けないということ。きょうも仕事は怠らず、念願のG1Vへと接近する。

=2016/09/23付 西日本スポーツ=

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