西日本新聞

第58回九州一周駅伝競走大会
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10日間 72区間 1056.2km の累計記録
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最終日 県勢 強さで圧倒“有終ラン” 敢闘賞に飛松、立石選手

2009年11月08日 15:23
第1中継所を前に、宮崎1区・白石賢一選手を引き離す福岡・中野良平選手
第1中継所を前に、宮崎1区・白石賢一選手を引き離す福岡・中野良平選手
 【小倉-福岡】九州一周駅伝最終日の7日、県チームは全選手が区間賞を獲得する圧倒的な強さで福岡市中央区天神の西日本新聞社前に1位でゴール。5年連続、24回目の優勝を果たした。10日間の累計タイムは53時間34分47秒で、2位の宮崎に9分48秒差をつけた。
 大会最優秀選手の納戸賞に平野護選手(24)=安川電機=が、各県2人の敢闘賞に飛松誠選手(29)=同=と立石慎士選手(25)=同=がそれぞれ選ばれた。

 【1区】残り1キロ付近で中野良平選手(23)=安川電機=がスパート。並走していた宮崎を引き離し、1位でつなぐ。

 【2区】平野選手が中間、直方両市の市街地を快走。2位との差は1分36秒に拡大した。

 【3区】直線が続く川沿い。立石選手が2位との差をさらに広げる。

 【4区】峠を越え飯塚市へ。急こう配の山道を飛松選手が力走した。

 【5区】八木山峠への上りを酒井将規選手(23)=九電工=が快走。

 【6区】下りで今村考志選手(24)=同=が躍進。差を4分26秒に広げ、アンカーへ。

 【7区】前田和浩選手(28)=同=が福岡市の中心部を駆け抜ける。大歓声に迎えられ、ゴールテープを切った。

 ●「マルシェ」でも速報

 九州一周駅伝ゴール横の福岡市役所前広場では、駅伝開催を記念した「ふくおかマルシェ」の特別市場が7日始まり、ブースでのレース速報に買い物客や出店者が耳を傾けた。宮崎県都城市から乾物などを売りにきた田中鈴子さん(80)は「お客さんと駅伝の話で盛り上がり、楽しかった」。特別市場は12日まで開かれ、9日からは日替わりの割引商品が並ぶ。

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 ■大会を顧みて

 ●総合力でつかんだV 綾部 健二監督(九電工)

 5連覇を達成できてほっとしている。後半、宮崎に3日連続で日間首位を許し、9日目に一時累計首位を奪われた。厳しい戦いになったが、全体として選手たちは持っている力を出してくれた。

 今年は若手が多いメンバー編成だった。調子がいいときと悪いときの差が大きく、安定して力が出せない面があった。そこを主力選手やベテランがうまくカバーしてくれた。絶対的なエースがいない中で、「総合力で勝つ」という、当初描いた戦略で優勝をたぐりよせた。

 このメンバーで優勝できたことは、今後の県チームにとって自信につながる。いい経験になったと思う。  


=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=

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